7N-DA2090 Leggendaの構成は2芯シールド方式。D.U.C.C.Stressfree 7N Cu素線径0.26φ×19本を適切なテンションを掛けながら整然かつ高密度に撚りあげたアクロリンク黄金定番を継承。ホット側とコールド側は相互干渉やノイズを回避するために信号の流れに沿った逆巻き仕様。低誘電率を有する高分子ポリエチレンおよびポリオレフィンで被覆。この2本の芯線に極小レベルの帯電とノイズをカットするトライガード糸とシルク糸を沿わせて、タングステンとアモルファス粉体を混合して不要振動を極限まで低減するハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂で被覆。さらに、銅箔テープ、7N Cu高密度編組、Noise BEATテープ、美しい銀色の外観を生み出す銀メッキ編組という絶妙のクワッドシールドシステムを構築して耐UV長寿命透明ポリウレタンで仕上げています。
オーディオ史の中でも特に画期的な革新はデジタル技術の誕生でした。音楽信号の電圧の変化をそのまま伝送するのではなく、1と0のデータ伝送であり、その「波形」は立ち上がり90°の矩形波です。アナログ的にいえば、それは超高周波であり、かつリンギングは許されない世界。そのデータに欠落が生じるとアナログ変換時に補筆や修正が行われ、あまりに多ければ、画質音質劣化に直結します。そこで、超高精度な絶対値としての「規格」が必要となります。例えば「約6Mhzほどまでインピーダンス110Ω一定」など...。これはアナログ・ケーブルにとってほぼ初めての極めて広大な周波数特性を得ることと同義であり思わぬ恩恵となりました。結晶を限りなく巨大化し、方向性を揃える開発を進めていたアクロリンクだけのD.U.C.C.Stressfree 7N Cuは導体としてまさしく最適の素材でした。オーディオ空間に放射されるのはヴェールが何枚も一気に剥がされたような、可聴帯域外においても精確無比、天衣無縫でリニアな"音楽"の音が生まれました。
ケーブル | 外形寸法:11.0mm(直径) 中心導体:D.U.C.C.Stressfree 7N Cu 0.26φ×19本撚り 2本(白・右巻き/黒・左巻き) 絶縁体:ポリエチレン系樹脂(ホット)+高分子ポリオレフィン系樹脂(コールド) 内シース:ハイブリッド高分子ポリオレフィン系樹脂(タングステン+アモルファス混合) シールド:銅箔テープ+7N銅線編組+ノイズビートテープ+銀メッキ軟銅線編組 外シース:耐UVポリウレタン 導体抵抗:18mΩ/m 静電容量:56pF/m インピーダンス特性:110Ω |
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XLRコネクター | オス側:中空構造ティルル銅 メス側:ベリリウム銅50 メッキ:ダイレクトロジウムメッキ ボディ:真鍮+カーボンファイバー |
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