Cabzeus Monoは、1ch仕様のスピーカー&キャビネット・シミュレーター+DIボックスです。
12種類のスピーカー・アルゴリズムそれぞれが4つのバリエーション(キャビネットやスピーカーのサイズ等)を持っており、合計48種類のサウンドが収録されています。
出力はXLRバランス出力となっており、DAWなどへのライン録音とベストマッチの仕様となっています。
近距離と遠距離、2つのマイクを立ててサウンドに立体感を持たせます。
位相やルームのサイズなど設定も細かくできるので、ライン録音でも空間を感じられるサウンドが作り出せます。
左右のチャンネルそれぞれ、独立したスピーカー・シミューレーターを鳴らします。
異なるキャラクターのスピーカーを左右で鳴らす事により、サウンドのステレオ感を増加させる手法です。
ギターをモノラルで接続した場合は、その信号が左右に2分割されます。
・独立した2チャンネルのスピーカー・シミュレーター
・入力×2、出力×2、スルー×2
・8プリセット
・入力レベルPAD:0dB、-20dB、-30dB
・マイクの位置を本体のエンコーダーで操作可能
・CabsLabによる詳細なエディット
・MIDIコントローラー、または外部フットスイッチによるプリセットの切り替えが可能
・ヘッドホン出力(音量コントロールつき)
・9Vの電源を18Vに内部昇圧し、広いヘッドルームを実現
スピーカー、キャビネット、マイクの設定などを行い、そこで製作されたプリセットをCabzeus本体に保存します。
各スピーカーのトーン・チャートも視覚的に確認でき、オーディション・モードでテストもできます。
プリセットは最大8つまで保存でき、呼び出したプリセットのマイクのポジションはCabzeus本体の「edge / center」エンコーダーで調整できます。
独自のDSP技術により、クリーンでヘッドルームの広い低ノイズのアナログ信号に、デジタルのスピーカーの情報を融合させます。
スピーカーのサウンドにはデジタルだかこそ可能にした、GFIが時間をかけて研究した緻密な情報量が詰め込まれています。
・ギター用(GUITAR)
「British」「American」の2つに大きく分けられています。
それぞれに「Clst」「Jens」「Emin」など、お馴染みのスピーカー・メーカーを連想させるエミュレーションが10 inch、12 inchに分かれて用意されています。
・ベース用(BASS)
「Clst」「Jens」「Emin」など、お馴染みのスピーカー・メーカーを連想させるエミュレーションが10 inch、15 inchに分かれて用意されています。
・楽器用のDI&マイキング・シミュレーター(GEAR)
往年のマイキング・シミュレーター明記をエミュレートした「Palm 09」や、真空管チューブDIに似た名前の「Crimson Box」など、ライン接続にお勧めの機器をラインナップ。
・その他(MISC)
文字通りフルレンジのスピーカー「Full-Range Speaker」の他にも、電話「Telephone」やメガホン「Megaphone」などユニークなシミュレーションも収録されています。
ギターだけでなく、プリアンプやアンプのライン出力、音楽プレイヤーなど様々な機器を接続できます。
通常のエフェクト出力の他、ヘッドホン出力、入力信号をそのままスルー出力させる出力端子を備えています。
入力信号がそのままTHRU端子にスルーされるため、アンプヘッドとキャビネットの間に接続することも可能です。
※ ロードボックスの機能は備えていません。
また、XLR出力はファンタム電源に耐性があり、誤ってファンタム電源を流してしまった場合でも一時的に保護してくれます。
Input impedance | 1 MOhm. |
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Output impedance | 300 Ohm. |
Sampling rate | 48 KHz. |
DAC / ADC resolution | 24 bits. |
電源 | 9VDC / 150mA(センターマイナス)※電源アダプター別売 |
寸法 | 12 (L) x 9 (W) x 5.5 (H) cm |
重量 | 0.6 Kg |
スタッフコメント