EnzoはTerry RileyやJoe Zawinul, Bangelisのようなシンセサイザー・パイオニア達のサウンドにインスパイアされたマルチボイス・シンセサイザーペダルです。
重厚なオシレーターシンセのサウンドを軸にマルチ・ピッチ検出機能がコードワーク、単音リード、ピッチベンド等、様々な奏法に的確にトラッキングします。
Enzoは今までのシンセサイザーペダルとは一線を画す機能性を持っています。
Enzoはシンセサイザーエンジンはポリフォニック、モノフォニック、アルペジエーター、ドライの4モードを持っています。
オシレーター音はフィルターセクション(6タイプから選択可能)を通り、最終段に名機、CS-80にインスパイアされたリングモジュレーターと濃密な2タップディレイが搭載されており、音作りの自由度は無限大です。
Enzoの搭載するマルチボイスの2オシレーターは非常に優秀です。
単音弾きのリードサウンドから、ギターで弾いたコードをポリフォニック・シンセサウンドに変換したり、マルチシーケンスのアルペジエーターのように連続して演奏したり自由自在です。
今までもこのようなコンセプトのペダルはありましたが、特殊なピックアップを用意する必要があったり、トラッキング精度に問題がありました。
Enzoはギターのみならず、ドラムマシーンやボーカル、シンセサイザー等、あらゆる音源をシンセサイズすることが可能です。
入力はステレオ・モノの両対応となっています。
・波形選択可能なマルチボイスのデュアルオシレーター搭載
・2タップディレイ(タイム・フィードバック・モジュレーション)
・3つのシンセモードとDryモード
・ポルタメント機能
・ホールド機能を用いたシンセホールド機能
・コンプレッサー機能(ドライモード)
・6種類のフィルターモード
・ワイドレンジ・リングモジュレーション(エンペロープコントロール可能)
・Wet/Dryミックスはデジタルコントロールされたアナログ回路
・ステレオ入出力
・入出力レベルはインストレベル・シンセ/ラインレベルで選択可能
・エクスプレッションペダルを用いた全てのパラメーターのコントロール
・Preset Switch、MIDIを用いたプリセット保存機能
・Expジャックを介したMIDI入出力(TRS)
・外部タップテンポ接続可能
・MIDIビートクロックシンク機能
・24bit AD/DA、32bit floatのDSP処理
・JFETを用いた高品質な入力セクション
・Designed and built in Los Angeles, California U.S.A
A/D D/A変換 | 48kHz 24bit |
---|---|
DSP | 32bit float |
入力インピーダンス | 1MΩ |
S/N比 | 115dB |
最大入力レベル | +9dBu(インスト入力モード), +12.5dBu(シンセ・ライン入力モード) |
電源 | 9V DC, センターマイナス, 2.1mm |
消費電流 | 150mA |
サイズ(W x D x H) | 約108 x 114 x 50 mm |
重量 | 約414g |
スタッフコメント