NEO TRINITYは、6チャンネルのモジュレーション・ハブ。各チャンネルは、LFO、エンベロープジェネレーター、CVノブレコーダーに設定でき、メインパラメーターはRECボタンでオートメーション可能です。
多彩なLFOやエンベロープを描き、CVモードにはクオンタイザー機能も装備、アルゴリズムフィルやレコーディング機能を備えるトリガージェネレーター、波形やステップ数、オフセットなどを変更したり、チャンネル毎のクロック同期やミュート設定も可能です。もちろんプリセット全体をバンクとして保存できます。
モジュールの中核となる仕組みはシンプルですが、アサイン可能なCV入力からRATE、VCA、TRIG、Sample & Holdをモジュレートしたり、Reset入力を活用したり、セルフパッチングの可能性を試すと、さらに複雑な動作へとNEO TRINITYを導くことができます。
最も優れた設計デザインで、あなたの望むすべてのCV/モジュレーションを8HPサイズに凝縮。あらゆるインスピレーションを刺激し、ポリメトリックなパッチを常に変化させることのできるコンパクトな大作です。
NEO TRINITYの6個の出力は、それぞれ異なるモードに設定する事ができます。
LFOモードでは、RATEノブでLFOスピードを調整でき、外部クロックがある場合にはクロックデバイダー経由でLFOの同期が可能です。
LFO波形は、Saw/Triangle/Ramp/Pulse/Randomの5タイプから選択でき、さらにそれらの波形をスムージングして滑らかなカーブに変化させることもできます。
さらにユニポーラ/バイポーラー設定、クロックへの同期/非同期、RATEノブのオートメーション、レコーディング可能なリセットトリガー機能などを利用する事で、とても複雑なモジュレーションCVを作りだすことも可能にしています。
ENV(エンベロープ)モードでは、RATEノブでエンベロープの様々なデュレーション・シェイプを可変できます。エンベロープのトリガーはREC+SHIFTボタンで書き込む事ができ、リトリガーの有無や、SLEW/ARモードの切り替え設定も可能になっています!
もちろんREC+RATEノブでデュレーション・シェイプをオートメーションさせることも可能です。
シンプルな操作でリズムカルなトリガーによるモジュレーションから、スルーリミッターのようなエンベロープカーブまで自在に描くことができます。
CVモードでは、RATEノブの動きやトリガーイベントをレコーディングして、多彩なモジュレーション用のCV信号を出力することができます。
さらに強力なクオンタイズ機能を搭載。スケールを選択してメロディにも最適なステップ状のCV信号を出力可能です。CVモードの動作は2V/5Vレンジ、Regular/Smooth、Unipolar/Bipolarなどの様々な設定が用意されているため、オクターブレンジや波形シェイプを自在に変更可能です。
クロック・クオンタイズやシーケンス長、トリガーシフトなど、演奏にバリエーションを与えられる機能も満載です。
さらにキック/スネア/ハットや、ユークリッド、ランダムなど、アルゴリズムに基づいたTRIG FILLシーケンスの機能を使ったパターンの自動生成も可能です!
NEO TRINITYのクロック機能は柔軟で、優れたクロックマスターとしても、外部クロックへの同期も自由自在です。
CLK INに外部クロックが接続されている場合にはRATEノブがデバイダーまたはマルチプライヤーとなり、様々な倍率でのシンクを可能にします。
RECを押しながらSHIFTをタップする事でテンポ設定を入力することもできます。
外部のCV信号でRATEノブやVCA、TRIG、Sample&Holdなどをモジュレートできる META IN端子(一部または全チャンネルにアサイン可能)と、チャンネルEとF専用のIN E/F端子が用意されています。
入力モードを切り替え選択することでコンプレックスなCVを生成することができます。LFOをオーディオレートで使用して入力モードをv/oct入力として使用すれば NEO TRINITYをLo-Fiなオーディオオシレーターのように使用する事もできます!
NEO TRINITY には 6 つのバンク(A/B/C/D/E/F)があり、RATE や TRIG オートメーショ ンを含むすべてのチャンネルの設定を保存することができます。
お気に入りのセッティングが見つかったら、あなたのライブパフォーマンスの為にそれを保存して、いつでも呼び出すことが可能です!
SPECIFICATION | ・6chのCV/モジュレーション・ハブ(各chはLFO、ENV、CVにセット可能) ・チャンネル毎にユニポーラ(0~5V)、バイポーラ(-5V~+5V)を設定可能 ・スムーシング機能付きLFO: SAW、Triangle(Sine)、Ramp、Pulse、Random ・LFOレンジ: 260s–180Hz ・LFOシンク (RATEノブをディバイダーとして利用できます) ・ENVシェイプ: Decay, Attack, Variable, Pulse ・ENVレンジ: 1ms–8s ・ENVリトリガー(またはリトリガーなし) ・ENVスルーリミッター・モード (または AHR エンベロープ w/ゲート) ・CVモード w/クオンタイズ (ON/OFF, 8スケール, 2V or 5V レンジ, スムーシング) ・オートメーション可能なRATEノブとトリガー・シーケンス(全モード) ・チャンネルごとにオートメーションの長さを設定(2~64ステップ) ・トリガーレコーディングでは、クロッククオンタイズの有効、無効が可能 ・アルゴリズム・トリガー・フィル・ジェネレーター(ノブ・パラメーターによる6つのアルゴリズム) ・各チャンネルにミュート機能(パフォーマンスに最適化!) ・6バンクのメモリー(すべての設定とオートメーション) ・オートメーション用クロック・リセット入力(チャンネルごとにオフ可能) ・CLKチャンネル:テンポの設定、外部クロックのデバイド/マルチプライ ・内部クロックジェネレーター: 35 BPM~420 BPM ・CLK INとCLK OUT端子 ・META IN CV入力 – 個々のチャンネル、または全部のチャンネルにアサインが可能なCV入力 ・チャンネルEとFには専用のCV入力を追加 ・すべてのCV入力に調整機能を追加:ポジティブ/ネガティブ、アッテネートされたRATEモジュレーション、チャンネル出力のバイポーラVCA、TRIG入力(スルー入力)、サンプル&ホールド(トリガーされたステップ波形) ・USB-C端子経由でファームウェアのアップデートが可能 ・出力と入力のユーザーキャリブレーション(クオンタイザーの精度用) ・8 HP ・PTCヒューズとダイオードで保護された10ピン電源コネクター ・D=約24 mm ・消費電流: +12 V: <100 mA; -12 V: <35 mA |
---|
スタッフコメント