Atriumは、指先のジェスチャーと、演奏に応じて有機的に変化するサウンド・システムを融合した、5ボイスのポリティンバー・アナログ・シンセサイザーです。
Whimsical RapsがMannequins Eurorackシリーズで10年にわたり探求してきたモジュラーシンセのアイデアをもとに、ポリフォニーの可能性を新たな視点から広げています。
5つのアナログ・ボイスには、それぞれ異なる音色や動きを与えることができます。3種類のティンバー・モードとローパスゲートに加え、アナログ・フィルター、BBDディレイ、フィードバックを組み合わせたSpectreセクションによって、複雑でクリエイティブなサウンドを作り出せます。
モジュレーションは自由に組み合わせることができ、リアルタイムの操作もジェスチャーとして記録できます。触れる、滑らせる、押すといった動作そのものが音の変化につながり、その動きを繰り返したり、さらに変化させたりしながら演奏できます。
フェーダーやノブ、メカニカルキー、マルチタッチ・プレートによる、直感的で触覚的なインターフェースを採用。スクリーンに頼ることなく、手の動きと楽器の反応をダイレクトに感じながら、音と向き合うことができます。
Atriumは、奥深く探求できる一方で、最初に触れた瞬間から音を出し、演奏を始められる楽器です。
Atriumの中心にあるのは、身体的な「ジェスチャー」です。
タッチプレートを指で弾く、なぞる、滑らせる。ノブやスライダーを動かして、音程や音色を変化させる。こうした手の動きが、そのままAtriumの演奏になります。
Atriumには5つのジェスチャー・レコーダーが搭載されており、複数のパラメーター操作を同時に記録できます。記録したジェスチャーは、自由な長さで再生することも、クロックに同期させることも、別のジェスチャーと連動させることもできます。
LFO、Contour、Clock、CVなどのモジュレーション・ソースは、さまざまなパラメーターへ自由にマッピングできます。ポリフォニックLFOの位相をボイス間でずらせば、同じモジュレーションでも5つのボイスが異なるタイミングで変化し、ストラムやアルペジオ、ポリリズムのような動きが生まれます。
Atriumでは、身体的な演奏と、記録された動きやモジュレーションが一体となります。動きを重ね、繰り返し、変化させながら、その人だけの演奏方法をクリエイトしていくことができます。
Atriumには、ウェーブシェイピングを備えた5つのアナログ・オシレーターが搭載されています。
さらに、サブオクターブとノイズを組み合わせるWAVE、複雑な倍音を生み出すFM、Mannequinsのフォルマント・オシレーター「Mangrove」のアイデアを発展させたFORMという、個性豊かな3つのシンセシス・モードを備えています。
各ボイスには、3モードのローパスゲートと、ループ可能なポリフォニック・エンベロープ「Contour」を搭載。Strechでは、ボイス間のエンベロープ周期を相対的に伸縮させ、ポリリズミックな重なりを作り出すことができます。
Spectreは、3基のアナログ・バンドパス・フィルターと2基のBBDディレイによる、Atriumの共鳴体とも呼べるセクションです。アーチ状のタッチプレートで周波数を直感的に動かし、その状態をLensシーケンサーへと記録できます。フィルター、ディレイ、フィードバックが滑らかに姿を変えながら、5つのボイスをひとつの共鳴体へと変えていきます。
5つのボイスの低域をまとめて調整できるLow Cutも搭載。
Atriumのアナログ・シンセシスは、プレイするほどに新しい響きを引き出す個性に溢れています。
Atriumの「システム」は、あなたが生み出した身体的ジェスチャーを、クロックや豊富なシーケンス機能、編集可能なスケール、コードを保存するClustersなどを通じて、より大きな音楽の構造へと広げていきます。
こうして作り上げたあなただけのシステムは、5つのパッチ・スロットへ保存できます。ブラウザベースのユーティリティ(The Clerk)によるパッチ管理に加え、MIDI、CV、USBを通じた外部機器とのコネクションにも対応します。
作曲のために。あるいは、Atriumを自分のプレイスタイルに呼応する楽器へ変えていくために。「システム」は、単に演奏を整理するためのものではなく、プレイに新しい可能性をもたらすツールなのです。
| ボイス | ・ウェーブシェイピング対応のアナログ・オシレーター × 5 ・3つのティンバー・モード:サブオクターブ+ノイズ(WAVE)、周波数変調(FM)、フォルマント・シンセシス(FORM) ・ローパスゲート × 5:3つのモード(アンプ+フィルター、フィルター、レゾナント・フィルター) Spectre — レゾナント・トーンシェイパー ・アナログ・バンドパス・フィルター × 3 ・フィードバック・ループ内に配置されたBBDディレイ × 2 ・シーケンサー内蔵 ・可変ハイパス・フィルター(6dB) |
|---|---|
| ジェスチャー・レコーディング | ・レコーダー × 5 ・1つのレコーディングに複数のパラメーターを記録可能 ・あらゆる操作を記録可能 ・録音の長さと再生の開始/停止をオプションでクオンタイズ可能 ・ステップ単位または連続再生 ・録音時間に制限なし ・レコーダー間でタイミングをリンク可能 ・可変再生レート(Clockスピードで調整) |
| モジュレーション | ・あらゆるモジュレーション・ソースをあらゆるパラメーターにマッピング可能 ・マッピングごとにデプスと極性を連続的に設定可能 ・マッピング数に制限なし ・Clock:連続的な時間設定またはタップテンポ(音楽的な分割/乗算に対応) ・LFO:ポリフォニック、11種類のデフォルト波形、ボイス間の位相オフセット ・Contour:ポリフォニック・エンベロープ、ループ可能、各ボイスのタイミングを個別に伸縮可能 ・シンセサイザーの状態から生成される6つの追加ソース ・MIDIおよびCV入力からの外部ソース |
| パッチ・ストレージ | ・本体内蔵パッチ・スロット × 5 ・瞬時に呼び出し可能 ・コンパニオン・ソフトウェアによるパッチ管理 |
| ハードウェア | ・MIDI入力(3.5mm):Type A/Type Bの両方に対応 ・MIDI出力(3.5mm):Type A ・CV入力 × 3(3.5mm、±5Vレンジ、±12Vまで保護) ステレオ出力(3.5mm) ・デュアル・モノ(left/right) ・ヘッドホン/ステレオTRS(left) ・モノ・ミックス(right) ・USB-C電源:5V、3A ・USB-Aホスト:MIDI機器またはシリアル機器(キーボード、コントローラー)を接続可能。最大900mAの電源を供給 ・USB-Cデバイス:MIDIおよびシリアル通信(DAWおよびその他のソフトウェア) |
| 外形・構造 | ・ポリカーボネート&アルミニウム製エンクロージャー ・メカニカル・キースイッチ ・静電容量式マルチタッチ・プレート ・286 × 222 × 48mm、1.06kg |
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