Zähl『AM1』アナログ・コンソールのイコライザー・セクション部をステレオ・イコライザーとしてAPI 500フォーマットのモジュール化したものが『EQ1』です。
BELL/SHELF付きのHIとフルパラメトリックのBELL付きのMIDは,異なる回路と音質でユーザーに自由度の高いイコライジングを提供します。MIDの周波数範囲はHIレンジに切り替えでき,HIの周波数範囲はHI MIDバンドにも適用できます。これはLOとLO MIDについても同様です。
バンドの個別オン/オフ切り替え:
• GAINポットの位置を変えることなく各バンドをON/OFFして直接比較可能
• 使用しないバンドをオフにしてノイズを最小限に止め,信号の純度を保ちます
繊細な調節が容易で,5 dB / 15 dBの切り替えが可能なEQ GAIN設定:
• GAIN解像度を強化
• GAIN設定を簡単に再現可能
• 異なるGAIN設定の直接比較
その他の特長:
• ミキシング/マスタリング,ボーカル,楽器など様々なアプリケーションに対応できるステレオ設計
• 音楽的なサウンド・デザイン
• 直感的でユーザーフレンドリーなレイアウト
• 最高級品質の部品で組まれたローノイズかつ低歪でクリアーな音質
• EQゲイン・ポテンショメーターのゼロ位置で不使用ステージをバイパス
• マイクロプロセッサーなし,クロック・パルスなし.シーケンシャルなロジックのみ
• モジュール毎の個別電源安定化.スイッチング・パワー回路なし
• API 500モジュール・シリーズの仕様に完全準拠,2スロットを占有
• 電子バランス式,最大レベル > +26 dBu
• I/Oの接続を断つトゥルー・オーバーオール・ハード・バイパス(リレー)
• ゲイン・ステージを入力または出力に切り替え可能,ヘッドルーム対ノイズを最適化
• ゲイン・レンジ:±15 dBまたは±5 dB,中央位置でゼロ・ゲインに調節
• SIGNAL LED(緑色)による信号存否表示
• 信号経路全体にわたる10個のチェックポイントに基づくO/L LED(赤色)によるオーバーロード警告表示
• ゲイン・レンジ:±15 dBまたは±5 dB,中央位置でバイパス
• 個別ON/OFFスイッチ
• 周波数範囲:2 kHz〜20 kHz
• 顕著な処理または極めて穏やかなスロープと伸びやかな性格の繊細な調節が行えるBELL/SHELF特性切り替え
• ゲイン・レンジ:±15 dBまたは±5 dB,中央位置でバイパス
• 個別ON/OFFスイッチ
• 周波数範囲:600 Hz〜6 kHz
• 周波数範囲は3倍の1.8 kHz〜18 kHzに切り替え可能
• 可変Qファクター
• ゲイン・レンジ:±15 dBまたは±5 dB,中央位置でバイパス
• 個別ON/OFFスイッチ
• 周波数範囲:200 Hz〜2 kHz
• 周波数範囲は5分の1の40 Hz〜400 Hzに切り替え可能
• 可変Qファクター
• ゲイン・レンジ:±15 dBまたは±5 dB,中央位置でバイパス
• 個別ON/OFFスイッチ
• 周波数範囲:30 Hz〜300 Hz
• BELL/SHELF特性は切り替え可能(ハイ・ゲインのシェルフにはわずかなサブ周波数ロールオフ付き)
• 個別ON/OFFスイッチ
• 周波数範囲:25 Hz〜250 Hz
入力 | ・回路:電子バランス式,トランス的挙動(ホット/コールドのいずれかをアースに接続可能) ・インピーダンス:> 30 kΩ ・最大レベル:> +26 dBu ・基準レベル:+6 dBu / +4 dBu |
---|---|
出力 | ・回路:電子バランス式,トランス的挙動(ホット/コールドのいずれかをアースに接続可能) ・インピーダンス:50Ω ・最大レベル:> +26 dBu ・基準レベル:+6 dBu / +4 dBu |
電源 | ・DC電圧:±15〜17V(ノイズのない安定化DC電源より給電) ・DC電流:< 250 mA(スロット毎に最大125 mA) |
形状・機構 | ・フォーマット API 500モジュール・シリーズの仕様に完全準拠 ・占有スロット数 2スロット |
スタッフコメント