このヘッドホンは現在、三か月ほど利用しています。
使用環境はsteinbergのUR12というIFを使っています。
インピーダンスの関係できちんとならせるか不安でしたが、
音量的にも周波数的にも鳴らしきれてないという感じはあまり感じませんでした。
ここについてはIFもグレードアップしたいと考えているので、差があるのか楽しみにしています。
また、以前の使用環境は上記のIFにsonyのMDR-CD900stという密閉型ヘッドホンを使っていました。
なので、900stからの相対的な感想が強いです。
装着感・・・金属パーツがあまり使われていないからか、
重さをあまり感じず丁度よいです。
イヤーパッドが耳を覆いかぶさるほど大きいため、
耳の骨が痛くならなくなりました。
一方で、金属があまり使われていないという事で耐久性が気になる点であり、
側圧については少し強めに感じ、さすがに何時間も使っていると
少々頭が痛くなってきます。
聴感 ・・・若干、高周波数が多く感じますが全体的にバランスは良いと感じました。
また、開放型という事で音の圧がこもりすぎないため耳が楽になりました。
空間的な部分も広がり、分離感がよく
パンニングとリバーブなどのステレオ調整がやりやすくなりました。
一つ懸念点があるとすれば、音量の上げすぎに気を付けなければと感じました。
密閉型の時と違い、音の圧がこもらなくなった影響が大きいのかなと思います。
なので、周りの音が聞こえる範囲で使っていきます。
その他・・・音漏れについてはそこそこあるように思います。
周りの音が聞こえる範囲内でちょっと漏れているなという感じです。
普段の使い方としてはsound id referenceと合わせて使っています。
このヘッドホンのプロファイルが選べるので63%ほどでそこそこ補正する感じで運用しています。
補正することで20~30Hzがほんの少し上がり、3kHzから上の周波数の波のレンジが抑えられ、
ミックス、リファレンスを聴く上での基準として使用しています。
2023/03/12 15:35:50
by sakilika