UVIのこの価格帯の音源はけっこう当たり外れがありますが、Scratch Machineは当たりですね。
「スクラッチのインストゥルメント」って需要あると思うのに、本当に少ないんですよ。
私はヒップホップではなく、ヒップホップ的なトラックに歌を乗せるトリップホップ系のジャンルをよく作るので、このソフトは欠かせません。
(Portisheadみたいなやつですね)
音色やフレーズは膨大な量・バリエーションが揃っており、試してるだけで時間が溶けます。
そのまんま使うもよし、必要に応じてDAW上に所望のリズムになるようにノートを並べて、根気よくピッチオートメーションを書けば再現できないスクラッチはないと思います。
ただし要注意なのは、これはあくまでもソフト音源であって、手持ちの音源やオーディオサンプルにスクラッチをかけることはできません。
そうしたことがしたい人は、Image LineのGross BeatやFL Studioを導入した方がいいかもしれません。
欲を言えばサンプラー的に同じサンプルで音階を演奏できるモードがあると楽で嬉しいのですが、それはサンプラーを使えって話なんでしょうね……。
2021/12/14 16:06:00
by sonic