進化したOctaviaである、この最新のPurple Haze Octaviaは、私の友人であるアルバート・ロマーノが所有している、実際にコンサートやレコーディングで使用された“Band of Gypsys” Octaviaにインスパイアされたものです。
オクターブ上の倍音を発生させる初段の波形整形回路の後ろに次段の出力回路を追加することで、最終的な出力レベルが上がり、DAWにも出力できます。またDC24V電源を使用することで十分なヘッドルームを実現しました。
ロー・インピーダンス出力で、様々な機器と接続できます。使用パーツの品質にも妥協はなく、当社の最上位クラスのスタジオ用機材で使用しているものと同じパーツを採用しています。
本機は、9V〜24VまでのDC電源で作動します。3段階の電源フィルタリングにより、どのような電源を使用した場合でも、仮想バッテリー効果で高いパフォーマンスを発揮できます。また電源極性の間違いにはダイオード保護が施されています。
もちろん、標準的な9V乾電池でも使用できます。電池のホルダーは基盤上にあり、素早く簡単に電池交換できます。DC電源端子も基板上にあり、標準的な2.1mmバレル・コネクタで、極性はセンターマイナスです。ケーブルはケースの側面から出します。
また、VOLUMEコントロール・ノブは電源のON/OFFスイッチを兼ねています。これで、使用しないときの電池の消耗を防ぐために、INPUTのケーブルを抜く必要もなくなり便利です。ペダルボードにセットしたままで、いちいち接続し直す必要はありません。
最大24V DCでの動作により、入力段ゲインの問題を解決し、より大きなヘッドルームとオクターブ・コントロールが可能になります。出力電圧を連続可変できる電源を使用すれば、より幅広いサウンド・メイクも可能になります。
すべての回路は基板上の2つの電源層の間で接続され、ケースと共に様々な環境で発生する電気的および電磁波的な干渉から効果的に三重のシールドで保護します。フェライト・トランスは、50年前には標準的だったシールドなしのトランスと比較して、とても優れたシールド効果のあるコアに巻かれています。全ては究極の性能を求めて設計されています。
・フットスイッチには、信頼性が高く最高のスイッチとして認められている米国製のカーリング・フットスイッチを採用しています。
・英国製の低ノイズ導電性プラスチックPOTを採用。
・厳選したシグナル・ダイオードを採用。
・バイパス・タイプは、ハードワイヤー・トゥルー・バイパス 。
・電源オン時にLEDが赤く点灯します。
・英国製の金メッキ・クリフ・ジャックを採用。
・寸法:95W ✕ 80H ✕ 180D mm
・重量:890 g
フェライト・トランスは、オリジナルOctaviaとプロトタイプ、そしてこのPurple Haze Octaviaで使用しています。フェライト・トランスには、広い帯域幅と信号の透明度があります。現在、私は多くのスタジオ用機材にフェライトを使用しており、そのディテールと透明なサウンドは高い評価を得ています。性能は、従来のスチール・コア・トランスを凌駕し、シールド効果も優れています。
ただし、市販品ではなくカスタム・メイドの非常に高価なパーツです。なので、1967年ステージ用に9Vバッテリーで作動するOctaviaを作るよう頼まれたときには、一般的なオーディオ・トランスを選びました。私はこのアイアン・トランス版のOctaviaを少数生産し、ジミはBand of Gypsysのレコーディングで使用しました。
私は非トランス版のオクタヴィア回路も開発し、これが1970年の開発における最後の大きな変更点となりました。今日私が生産している非トランス版のルーツはその当時に遡る製品です。これはゲート効果による、やや攻撃的なトーンです。
1980年になると、現在のアイコンとなっているロケット型のケースの木型を、自分で削り出してデザインしました。これは薄型で、オリジナル・モデルはFETで切り替えるオプチカル・スイッチを搭載していました。現在もロケット型ケースは同じですが、スイッチは後に従来のカーリングDPDTスイッチに変更しました。
| 電源 | 9V〜24V 9V乾電池も可能 |
|---|---|
| 寸法 | 95W ✕ 80H ✕ 180D mm |
| 重量 | 890 g |
スタッフコメント