オリジナルのRockman X100は、1980年代にハードロックバンド「Boston」のギタリストであり工学博士でもあるTom Scholz(トム・ショルツ)によって設計され、画期的なポータブルギターアンプシミュレーター/ヘッドフォンアンプとして一世を風靡しました。
当時トムは理想のギターサウンドを追求するため、自身の会社Scholz Research & Development(SR&D)を設立し、革新的なギターツールを次々と世に送り出しました。
MXR® ROCKMAN® X100™ ANALOG TONE PROCESSORは、オリジナルのX100がもつサウンドのすべてをコンパクトなペダルに凝縮したペダルです。
オリジナルのX100のサウンドにおいて重要な要素は、クリーンでもディストーションでもサウンドをクリアに保つための特別なコンプレッション回路でした。MXR X100には当時と同じ設計の回路が搭載されており、クリーンモードではコンプレッションのリリーススピードを遅く、ディストーションサウンドでは速くなるようにデザインされています。
オリジナルと同様に、MODEボタンで選択可能な4つのプリセットを搭載しています。
2種類のクリーンモードでは、「CLN1」モードが中域にフォーカスしたパンチの効いたサウンド、「CLN2」モードは透き通るような美しいサウンドを提供します。
「Edge」モードは、適度なクリッピングをもったクランチサウンドが特徴で、ピッキングのタッチや入力ゲインに敏感に反応します。「Distortion」モードは、リードプレイに最適なサスティンとドライブサウンドを提供します。
オリジナルを完全再現し、VOLUMEとINPUT GAINにはスライダー式を採用。
INPUT GAINは入力レベルを調整し、MXR X100の4つのモードのゲインを設定します。特に「Edge」モードでは入力レベルの設定によってクランチからディストーションまで幅広いサウンドメイキングが可能です。
VOLUMEはペダルの出力レベルを調整します。
オリジナルと同様に、クラシックなMN3007 BBDチップを搭載。MXR X100はChorusボタンを押すだけで、ROCKMANサウンドと称される心地よく広がるステレオコーラスを簡単に演出できます。
MXR® M199 TAP TEMPOやMXR® M231 TSR Split + Tapなどの外部ペダルを使用してモードを切り替えることが可能です。また、ペダル内部のスイッチによってモノラル/ステレオアウトを選択可能。ステレオアウトによって、広がりのあるダイナミックなコーラスサウンドを得ることができます。
MXR® ROCKMAN® X100™ ANALOG TONE PROCESSORは、オリジナルROCKMANのサウンドをすべてコンパクトなペダルに凝縮。
80年代アリーナロックのような迫力あるギターサウンドを手軽に再現できる最良のギアとして復活しました。
コントロール | MODE, VOLUME, INPUT GAIN, CHORUS |
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内部スイッチ | MONO, STEREO |
バイパス・スイッチ | Buffered Bypass(バッファード・バイパス) |
サイズ | 61mm (W) × 112mm (D) × 52mm (H) |
対応電源 | 9V AC/DCアダプター(センターマイナス) |
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