PLETHORA X1はハイクオリティなTC ElectronicのTonePrintペダルを自由に呼び出すことができる、まさに”ツールボックス”のようなマルチストンプペダルです。
14種類のエフェクトタイプを内蔵し、7つのボードにそれぞれ割り当てることが可能なため、スロットを切り替えるだけで即座に全く別のペダルを呼び出すことができます。
もちろんTonePrint編集にも対応しており、ご自身のカスタムサウンドを作ることもできます。
TonePrintとは、エフェクトのより細かいニュアンスやペダルの各ツマミに割り当てられているパラメータを「再定義」するというユニークな機能です。パラメータの可変幅やカーブなどを1つの定義で完結してしまわずに、自由度の高いサウンドバリエーションで表現の可能性を広げます。またスマートフォンやパソコン経由で、世界中のトップミュージシャンが作成したシグネチャーTonePrintファイルを転送することもできます。
画期的なMASHフットスイッチを使用することで、ボリューム、モジュレーションのシームレスな変化などかつてない表現を可能にします。フットスイッチを押し下げることでエフェクトをリアルタイムで制御できるため、ペダル単体でエクスプレッションペダルのようなコントロールを行うことができます。ピッチシフターを使用したワーミータイプエフェクトやディレイを使ったグリッチエフェクト、更にはリバーブ量やディケイタイムのリアルタイムコントロールまで、あらゆる表現を可能にします。また、TonePrint Editorを使用すれば、最大3つのパラメータを同時にコントロールすることも可能です。
PLETHORA X1のフットスイッチはMASHだけではなく、選択しているスロットごとにTAP TEMPOやMOMENTARYなどのモードを設定することができます。A/Bモードを選択した場合は、AおよびBのスロットをフットスイッチの長押しで切り替えることができ、これにより最大で14種類のエフェクトを1台のPLETHORA X1に保存しておくことができます。
PLETHORA X1には兄弟機種と同様にBluetooth機能が搭載されています。 スマートフォンにインストールしたTonePrintアプリをPLETHORA X1とBluetooth接続することで、TonePrintのロードや編集をワイヤレスで完結できます。
PLETHORA X1には、TC Electronicが誇るスタジオグレードのエフェクトアルゴリズムが内蔵されています。
利用可能なペダルは下記の通りです。
工場出荷時の設定の設定では、Hall of Fame 2 Reverb, Flashback 2 Delay, Pipeline Tap Tremolo, Corona Chorus, Viscous Vibe, Brainwaves Pitch Shifter, Sub’n’up Octaverがプリロードされています。
*TonePrint App内のProduct Settingsから切り替えが可能です。
レイテンシー | 0.8 ms - 2.3 ms(設定による) |
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Bluetooth | Vision 5.1 low latency |
USB | type-C(TonePrint編集、およびファームウェアアップデート用) |
電源 | スタンダード 5.5 x 2.1 mm DC |
消費電力 | 9V センターマイナス 250mA(電源アダプター別売り、電池駆動不可) |
サイズ | 74 x 50 x 122 mm(W x H x D) |
重さ | 0.34 kg |
スタッフコメント