PCMシンセの開祖であるXV-5080は、考えられるほぼすべての楽器のサウンドを搭載しています。XV-5080プラグイン・ソフトウェアでは、膨大な種類の内蔵エフェクトと慎重に作成された900を超えるプリセットにより、ジャンルやスタイルに関係なく、ハードウェアのオリジナル機よりもさらに短時間でスムーズに音楽制作を行うことができます。
2000年の発売以来、Roland XV-5080は非常に大きな足跡を残してきました。XV-5080は長年「ローランドの究極の音源モジュール」といわれ、PCMベースのマルチ・ティンバー・シンセサイザーの膨大なパワー、洗練されたモジュレーション、プロ・クオリティのDSPエフェクトの数々を備え、人気のSRX Expansion Boardシリーズにも対応していました。
JV-1080とJV-2080の成功の上に築かれたXV-5080の忠実度と技術的適応性に並ぶものは当時存在しませんでした。そこで多くのミュージシャンやプロデューサーが、速度が遅く、利便性に劣るサンプラーに代わってXV-5080を使うようになっていきます。あらゆるジャンルの作曲家やプロデューサーに広く受け入れられ、ラックマウントのXV-5080は誰もが認めるヒット商品となっていったのです。
ライブラリに900を超えるプリセットを持つXV-5080ソフトウェア・シンセサイザーでは、作曲を素早く行うことができ、ジャンルの垣根も流動的に越えることができます。セオリー通りのベースラインから、レトロなゲーム・サウンド、そして傑作シンフォニーに至るまで、この楽器の制約となるのは使う人の想像力だけです。また、オリジナル機をさらに強化し、現代の形にフィットした素晴らしい機能もいくつか装備しています:
最大同時発音数 | 128音 |
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Part | 1パート |
音色メモリー方式 | 2種類(パッチ/リズム・セット) |
Wave数 | Standard: 1,083 |
エフェクト | マルチ・エフェクト: 78種類 コーラス: 3種類 リバーブ: 5種類 |
対応サンプリング周波数 | 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz、176.4 kHz、192 kHz |
1バンクあたりの音色数 | 128音色 * 新規ユーザー・バンクを作成可能 |
対応プラグイン・フォーマット | VSTi 2.4 (64 bit) * Windowsのみ VSTi 3.6 (64 bit) AU AAX |
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