配線が便利になるだけでは不十分です。モディフィケーションからスタートしたBlack Lion Audioは、プロオーディオの様々な知識と経験を有し、デザイン、パフォーマンスともに卓越した製品をシカゴから提供しています。優れたシグナル・パスは音楽制作に重要であり、PBRシリーズは最高の結果をもたらします。
PBR TRSは、シリアスなスタジオにも対応する48ポイントの1/4インチTRSバランス・パッチベイです。
全てのTRS端子にはオーディオ・グレードのゴールド・メッキ処理が施され、リア・パネルには全ポイントにノーマル/ハーフ・ノーマルのモード切り替えボタンが用意されています。
ノーマル・モードは複数のデバイスを直列で実行でき、ハーフノーマル・モードはパッチベイをスプリッターとして使用でき、シグナルの並行処理やアプリケーションのモニタリングに理想的です。
Black Lion Audioのエンジニア・チームは、妥協のない品質の実現に向けて尽力しました。Black Lion Audioならではの堅牢性だけでなく、ブラック・アルマイト仕上げのフロント・パネルで美しさも兼ね備えています。Black Lion Audioでは、フロントに出力4系統を装備し一時的なパッチングも容易にした16ポイントXLRパッチベイのPBR XLRも用意しています。
パッチベイの各モジュールでの信号の流れは、物理的な接続とモード設定(ノーマルまたはハーフノーマル)の両方の影響を受けます。
最も一般的な構成では、信号はリア上段の接続からパッチベイに入り、リア下段の接続から出て行きます。
逆に、フロントでは、上段の接続が出力、下段の接続は入力になります。
図に示すとおり、モジュールのリア上段とリア下段のジャックにプラグが差し込まれている場合、リア上段から入った信号はリア下段の出力に直接送られます。
この接続方式をパッチベイの「デフォルト/THRU」設定としておき、通常のシグナル・フローに使うと良いでしょう。
モジュールの上段に何も接続されていない場合、フロント下段の入力からの信号はリア下段の出力に送られます。モジュールの4つすべてのジャックにプラグが差し込まれている場合、リア上段の入力に接続された信号はフロント上段の出力に送られ、フロント下段の入力からの信号はリア下段の出力に送られます。
モジュールがノーマル・モードの時、リア上段とフロント上段のジャックにプラグが差し込まれると、信号はリア上段からフロント上段に送られます。この時、図1の接続は断たれます。
ノーマル・モードでは、複数のデバイスを直列で実行できます。
これを行うには、パッチベイのフロントでパッチ・ケーブルを使用してデバイスを相互接続します。
例えば、プリアンプからの信号をコンプレッサーに送り、最終的にはリバーブに送るということができます。ケーブルをフロント上段に差し込むと、リア下段に差し込まれているケーブルの接続が断たれます。
モジュールがハーフノーマル・モードの時、リア上段、リア下段、フロント上段のジャックにプラグが差し込まれると、信号はリア上段からフロント上段に送られます。この時、図1の接続が断たれることはありません。
パッチベイに入って来る信号を2つの異なる送り先に送ることで、パッチベイをスプリッターとして使用できます。これは信号の並行処理やアプリケーションのモニタリングに便利です。
ハーフノーマル・モードになっているモジュールのフロント下段にケーブルを差し込むと、リア上段とリア下段のジャック間の接続が断たれます。
製品特徴
・スタジオ&オーディオ・グレードの48ポイントTRSパッチベイ
・全ての1/4インチTRS端子にオーディオ・グレードのゴールド・メッキ処理
・THRUモードに加えて全ポイントにノーマル/ハーフ・ノーマルのモード切り替えボタン搭載
・ブラック・アルマイト仕上げの高品位なフロント・パネル
・フロント・パネル用ネーム・シール同梱
質量 | 1.7kg |
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サイズ | 1U:482.6 x 44.45 x 87mm |
スタッフコメント