大規模なシステムでは、MIDIコントロールは必要不可欠です。それは今も昔も変わりませんが、より多くの機材がMIDIコントロールに対応した今、小さなシステムでこそ、MIDIコントロールを使いこなせるかどうかで、ダイナミックで迫力のあるステージングが出来るかどうかが大きな差となります。
One Control Basiliskは、コンパクトペダルサイズの中に多くの機能を搭載したMIDIコントローラーです。
5種類のプログラムチェンジ(PC)ナンバーと5種類のコントロールチェンジ(CC)メッセージを同時に送信可能。それらのメッセージは本体に128種類までプリセットすることが出来ます。
・5種類のPCナンバーと5種類のCCメッセージを同時に送信可能
・送信するPCナンバーとCCメッセージは個別にMIDIチャンネル設定可能
・プログラム・チェンジナンバーは0~199までに対応
・最大128までのプリセットを保存(64バンク)
・実際に使用するバンク数の下限と上限を設定可能
・各フットスイッチにプリセットを直接割り当てるFlash Accessモード搭載
・2つのMIDI OUTを搭載し、同時に信号を出力
・MIDI INを搭載し、外部MIDIコントローラーからリモートアクセス可能
・リモートアクセスは個別のMIDIチャンネル、またはOMNIモードに設定可能
・リモートアクセス機能により、MIDI容量の拡張にも最適
・スタンダードなセンターマイナス2.1mm DC9Vアダプターで駆動
・ノーマルリコールモード
上段のフットスイッチでバンクナンバーを切替え、下段のフットスイッチでプリセットナンバーを選択する通常の操作モードです。
実際に使用するバンクナンバーを制限し、操作性を高めることが出来ます。
・ダイレクトアクセスモード
上段のフットスイッチでバンクナンバーを切替えた際、下段のフットスイッチの操作を待たずにMIDIシグナルを送信します。複数のバンクにまたがる操作を素早く行う際に便利なモードです。
実際に使用するバンクナンバーを制限し、操作性を高めることが出来ます。
・フラッシュアクセスモード
ノーマルリコールモードで実際に使用するバンクナンバーを1つのみに制限することで自動的にフラッシュアクセスモードとなります。
このモードでは、下段のフットスイッチに設定したバンクの2つのプリセット、上段のフットスイッチに設定したバンクの次のバンクに保存された2つのプリセットが割り当てられ、4つのフットスイッチで4つのプリセットを即座に送信することが出来ます。
Basiliskは外部MIDI対応機器からPCナンバーを受信することで、本体の128種類のプリセットを読み込むことが出来ます。例えば、PCナンバーを送信することの出来るOne Control OC10のようなスイッチャーと連携し、各種エフェクトのON/OFFとMIDI PCやCCシグナルの送信を同時に行うことが可能となります。
また、MIDIシグナルを受信し、新たなMIDIシグナルを送信するため、より多くの機材をコントロールする際などのMIDI容量の拡張にも最適です。入力できるMIDIシグナルは個別のMIDIチャンネル、またはOMNIモードに設定できます。
Basiliskには、2つのMIDI Outputを搭載しています。2つのMIDI Outputからは同じ信号が送信されます。MIDIシグナルは、多くの機材を接続すると劣化してしまうため、出来るだけ1つの端子から接続するMIDI機器の数を減らすことで、正確なコントロールが可能となります。
MIDI Outputを2つ搭載することで、より多くの機器にMIDIシグナルを正確に伝えることができます。
送信できる5つのPCナンバーとCCナンバー、および受信できるMIDIメッセージは、それぞれ個別にMIDIチャンネルを設定可能です。
※5つのPCナンバーとCCナンバーに設定されたMIDIチャンネルは全てのプリセットで共通です。プリセットごとに個別のMIDIチャンネルの設定はできません。
サイズ | 119(W)×94(D)×53(H)mm |
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重量 | 380g |
電源 | スタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動 |
消費電流 | 最大30mA |
※電池はお使いになれません。 |
スタッフコメント