Xaoc Devices Berlinは、表面的にはハードシンク、FM入力、オクターブ・スイッチングを備えた矩形波とのこぎり波を提供するシンプルなコンパクトVCOです。最も興味深いのはパネルの裏側にあるLBZアウトとLBZインというライプニッツ・バイナリー・サブシステムのインターフェースがあることです。フロントパネルのLBZ LINKボタンとそれに対応するゲート入力は、デフォルトの鋸波と、Berlinに接続された任意のLeibnizモジュール(またはLeibnizモジュールの組み合わせ)を通過した信号を切り替えます。Xaoc Devices Jenaを追加して波形を処理すると、出力はもはや単純なのこぎり波ではなく、オープンでハッキング可能な性質により、実験的な傾向を持つビンテージスタイルのウェーブテーブル・オシレーターになります。
Berlinは、古典的なPPG WaveやFairlight CMIシンセに似た方法で動作し、非常に広い範囲の内部クロックの可変サンプルレートを採用しています。サンプル・レートはオシレーターの周波数によって変化するため、Berlinの内部矩形波と鋸波にはエイリアシング効果がありません。全周波数レンジは、LFOモードの30秒から250 kHzまでで、クロックは驚異の20 MHzに達します。さらに、すべてのパラメーターを電圧で制御することで、非常に多様な波形を作り出すことができる、汎用性の高いモジュールに仕上がりました。
・LFOモード付きワイドレンジVCO (20オクターブ以上のトラッキング)
・ライプニッツ・バイナリ・サブシステム・インターフェース
・極めてワイドレンジなクロック・ソース
・すべてのパラメーターを手動および電圧でコントロール(オクターブ・スイッチングとLBZ LINKを含む!)
・矩形波とノコギリ波/ライプニッツ波の同時出力
・Xaoc Devices Leibniz Subsystemとの組み合わせで、幅広いウェーブシェーピング
Berlinは、ライプニッツ・バイナリー・サブシステムと互換性のあるすべてのモジュールに接続できます:Drezno II, Lipsk, Gera, Jena, Erfurt, Poczdam, Rostock, Ostankino II, Odessa
TECHNICAL DETAILS | 8hp, 30mm deep (including the ribbon cable and bracket) Current draw: +40mA/-20mA Reverse power protection |
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