『GREAT RIEGER ORGAN』は、由緒あるVienna Konzerthaus(ウィーン・コンツェルトハウス)に設置された、5つのマニュアル(鍵盤)と116のストップを備えた、ヨーロッパ大陸で最大のコンサートオルガン「グレート・リーガー・オルガン」を緻密に再現する、オルガン音源です。
このオルガンは有名な「Gebrüder Rieger」社によって製作され、ウィーンの中心に位置するコンツェルトハウスが正式にオープンした1913年に設置されました。残響の多い大聖堂のオルガンではなく、コンサートホールに設置されたこの「楽器の女王」は、スコアリングステージやコンサートホールで演奏するオーケストラ楽器との相性は抜群です。
『GREAT RIEGER ORGAN』は、オルガン専用エンジン「Vienna Organ Player」を採用しており、多くの柔軟性・機能を提供します。グレート・リーガー・オルガンの膨大なストップを操作可能な他、マニュアルとペダルの鍵盤範囲を現実の通りにしたり、88鍵のキーボードに横並びでマッピングすることもできます。「Tremulant」は空気の供給量を変更し、トレモロやわずかなビブラートをかけます。また、「Swell」をすべてのマニュアル、または指定したマニュアルのみに割り当てることで、スウェルボックスでパイプがシャッターを切っているような効果を再現し、演奏の表現力をさらに高めることができます。
また、本音源はウィーン・コンツェルトハウスの大ホール環境で録音されていますが、オルガンの配置や残響音をプロジェクトのサウンドに合わせることができる、優れたミキサー・プリセットが多数用意されています。ミキサー・プリセットは、スタンダード&スタイル、コンサート会場、スコアリング・ステージ、教会といったカテゴリーで用意されており、サウンドをプロジェクトに併せて変化させることができます。
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