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サウンド・パーティクルズとは、CGの概念に基づいて、少数から数百万の音源をバーチャルな3D音響空間に生み出す、スタンドアローンのソフトウェアです。出力フォーマットはステレオ~5.1/7.1chの他、7.1.2/13.1/22.2chなど、イマーシブ・オーディオ制作にも対応。かつて聞いたことがない程の、複雑な音響効果を作り出すことも簡単です。
Sound Particlesは、コンピュータ・グラフィックの概念に基づいて、少数から数百万の音源をバーチャルな3D音響空間に生み出す、スタンドアローンのソフトウェアです。パーティクル(小片、粒子)とは、製品上の仮想空間で生成および配置される各音源のことで、数量は任意です。同じ空間内に設定されるバーチャル・マイクが、パーティクル全ての音声や動作を捉え、2Dまたは3Dで出力します。つまり「3D空間内の各オブジェクトを、バーチャルのカメラがキャプチャする」という、CGの仕組みと同様です。
戦場のサウンドを作るとしましょう。手元の効果音ライブラリから、50の戦争関連素材を取り込み、10,000ものパーティクル = 音源を生成して、1平方マイル上に配置。このように設定した音場(シーン)全体を、音声ファイルとして書き出します。そのシーンを"キャプチャ"する、バーチャル・マイクの出力フォーマットは、5.1chやDolby Atmos®︎の7.1.2chベッドも選択可能です。
(↑オレンジ色の粒子、1つ1つがパーティクルであり、音源です。中央の白い表示は、5chのバーチャル・マイクです。)
各パーティクルは、取り込まれた戦争関連のサウンドのうち1つを、無作為に選んで再生します。あるパーティクルが最初の音声ファイルを再生すると、別のパーティクルが2番目のファイルを再生して、続きます。1平方マイル内の配置も、無作為です。
もっと面白い処理を作るには、パラメータを追加します。挙動の他、ランダムな音量、遅延、EQ、音程等の変化を適用します。
配置されたバーチャル・マイクは、音場(シーン)のサウンドを捉える役割です。マイクの位置と方向や、パーティクルの位置も反映します。全てのパーティクルによる音声は、マイクまでの距離による減衰、音源の速度、ドップラー効果などの要素を加味のうえ、レンダリングされます。
数百万もの音源生成
何千、何百万もの音源を設定して、同時に再生させることもできます。音声に変動要素を加えると、バリエーションが生じて、パーティクル同士が少しずつ異なったサウンドとなります。
オーディオ・ファイル
再生される元素材の音声ファイルを、インポートする必要があります。ファイル1つの場合、全パーティクルが同じ音声を再生。2つ以上の場合、各パーティクルは、取り込んだうちの1つを無作為に再生。
バーチャル・マイク
音声カメラのような役割で、設定したポイントから音場全体を収録。数種類のマイクを配置して、様々な場所や指向性のキャプチャも可能。出力はモノ、ステレオ、2D/3Dサラウンド、Ambisonicsで設定。
音声パラメータの変動
変動要素を加えると、さらにパーティクルの音声が多様に。ランダムな効果は、音量やディレイのように単純な要素から、EQ、ピッチ・シフト、グラニュラー効果など、複雑な作用にまで至ります。
動作パラメータの変動
パーティクルの動きにも変動要素を加えることができます。速度、回転、加速度などに、無作為な値を適用します。
イマーシブ・オーディオ
空間の上下位置情報を扱い、昨今の没入型と呼ばれる3Dフォーマットにも対応。Dolby Atmos®︎ベッド、Auro 3D®︎11.1/13.1ch、22.2ch等の他、天井層も含めた独自スピーカー設定も可。
ビデオ表示、VR
ビデオ・クリップを取り込んで、音声同期の為に動画内容を確認できます。VRコンテンツの360度動画にも対応。再生される時間と位置に、パーティクルを配置します。
CGI インテグレーション
アニメーションやビジュアル・エフェクトからの3D情報を取り込み、音源を3Dオブジェクトに結び付けて、従来よりも簡単にミキシングが仕上がります。FBXファイルに対応。
バイノーラル出力
どんな音声フォーマットのミキシングも、バイノーラル音声にデコード可能。Ambisonicsのバーチャル・マイクとVRアプリを使うと、360動画に連動するミキシングを試聴できます。
システム要件 | OS環境 ・Mac OS 10.9 〜(Appleシリコン搭載環境は、Rosetta 2経由にて動作) ・Windows 7 〜 CPU:4コア以上 |
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