1990年代にラックシステム専用カスタムパワーサプライとして開発されて以来進化し続ける CAJ AC/DC Station が、新機能に加えて更なる小型化を達成し AC/DC Station VI としてリリース。
供給電圧を常時モニターするデジタルボルテージメーターを搭載し、OUTPUT × 8個 仕様によってダウンサイズを実現。更に出力電圧を 9V 電池新品初動時値に近い約 9.65V とすることで、エフェクターのポテンシャルを最大限に引き出します。
* OUTPUT VOLTAGE 表示と DC9V OUTPUT 端子から出力される電圧には誤差が生じる場合がございます。
極めてノイズレスな「リニア方式」を採用
電源トランスの発生する AC (交流) 電源を DC (直流) に変換するリニア方式のパワーサプライは、高効率で小型・軽量を謳うスイッチング方式との比較で、パルスノイズの無い安定したクリーン電源を得られるためハイエンド・オーディオの世界では未だに主流となっています。
優れたノイズ耐性を誇るリニア方式は、AC/DC Station に一貫して採用されています。
エフェクトボードシステムに必要な消費電流は?
エフェクターを駆動させるにはどれだけの消費電流が必要なのでしょうか?
* 主なエフェクターの消費電流
- アナログ・オーバードライブ/ディストーション:4mA ~ 20mA
- デジタル・コーラス/フランジャー:20mA ~ 25mA
- デジタル・ディレイ/リバーブ:50mA ~ 60mA
- MIDI 対応 デジタル EQ:75mA
- MIDI 対応 メモリー可能等の多機能デジタルエフェクター:75mA ~ 200mA (参考値)
例えば、アナログ・オーバードライブ、ディストーション、デジタル・コーラス、デジタル・ディレイ、デジタル・リバーブ、デジタル EQ を組み込んだエフェクトボードに電源を供給した場合の合計消費電流は 約300mA 程度です。450mA まで電源を供給できる AC/DC Station VI なら十分余裕のある電源供給が行えます。
(※ デジタルエフェクターは同じ電源ラインに接続されたエフェクターにノイズを発生させる可能性がありますことご注意ください。)
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