サウンドデザイナーによるサウンドデザイナーのために生まれたWhoosh FXは強力かつ効果的に動きと変化のあるサウンドエフェクトを明解操作で創造。長さを設定し、3つの独立したレイヤー:ノイズとテクスチャーを操作、いずれも豊富な種類を用意。特にテクスチャーサウンドにおいては、エアー、エレクトリカル、ファイヤーメタル、ウィンドなどのカテゴリー別に収録し、目的のサウンドに最短距離で到達できるように設計。
さらに動きを加え、ドップラー効果を調節し、モーフィングバウエルフィルターを駆使して変化を加えます。最後にスタジオ品位のエフェクトプロセッサー:コンボルバー、デジタルEQ、ディレイ、iRリバーブ、リミッターなどで仕上げ。奥深い機能と直観的で扱いやすい画面を融合し、モーショングラフィックス、テレビ、フィルムと同期した効果音で豊かにし、音楽の中に動きのある要素を効果的に加えることが可能。
構造
Whoosh FXの心臓部は、3つのサウンドソース:ノイズ、テクスチャー1、テクスチャー2で構成されています。この3つのソースは個別に設定可能で、画面中央アンプリチュードとフィルターエンベロープ、マルチモードフィルター、ステレオ定位、ティルト、ピッチとレベルコントロールをソースレイヤーごとに操作し、多種多様のサウンドを手早く創造します。
サウンドソース
ノイズレイヤーにはバンド、サンプル&ホールド、バイオレット、ブルー、ホワイト、ピンク、ブラウン、ローレンツ、ロスラー、ロジスティック、サイナスのシンセサイズされたノイズサウンド11種類が選択できます。2つのテクスチャーレイヤーは、Whoosh FXのために特別用意したフィールドレコーディングとシンセサイズしたサウンドが選択可能です。これらのサウンドは、エアー、ディストーション、エレクトリック、ファイヤー、エフェクト、マテリアル、メタル、モーター、ノイズ、オーケストラル、ロック、スパークル、シンセ、ウォーター、ウィンドにカテゴライズされ、±24セミトーンの範囲でピッチ調節も可能です。
全てのレイヤーにおいて特別用意されたフィルターモード(LP、コム、HP)とカットオフフリクェンシーコントロールで、個別または全レイヤー同時の設定、操作が可能で、画面下側のソースタブ選択で、レイヤーに特化したパラメーターにアクセします。パン、ティルト、ピッチ、ワイズなど、ノイズまたはテクスチャーに最適な設定が可能です。そして2つのテキストレイヤーにはランダマイズとアンドゥボタンも用意され、インスピレーションを掴むためのランダム設定と前の設定に戻ることも可能です。
エンベロープエディター
画面中央のエンベロープ表示は、3つのレイヤーを同時表示し、プリセット切り替えと画面のマウスドローイングでエンベロープを自由に描くことが可能です。エンベロープは全てのレイヤーに対して同時または個別に操作可能で、タイムの調整とアンプリチュードのナッジ、そしてスムーズボタンで、大まかに描いたエンベロープの角を滑らかにすることもできます。例えば、エディター表示下のオールボタンをクリックし、全体のシェイプを描きます。そして個々のレイヤー編集に切り替え、個別にタイミングとアンプリチュードのオフセットをおこないます。もちろん、操作しながら音のプレビューも可能です。そして豊富に用意されたエンベローププリセットで、基礎的な設定から極端なセッティングまで、オリジナルサウンドを素早く操作することが可能です。
タイムとモーションコントロール
効果音全体の長さは秒数またはテンポに同期した音符単位で、最大32秒または16小節まで設定可能です。そしてループ設定を有効にすることでリズミックな効果音にすることも可能です。そしてモノ、ステレオ、ワイドの3つのイメージモード、方向性を決定づけるパスバイとスピードカーブ設定も用意されています。さらにサウンド全体に影響するピッチモジュレーションは、通常のドップラー効果以外に、レイヤー個々のエンベロープによって動作することもできます。操作画面上端のワープスライダーは、エンベロープ全体を左または右にシフトをします。
バウエルフィルター
モーフィングバウエルフィルターにアクセするには、バウエルタブをクリックします。設定をしたレイヤーのサウンドがフィルターに送り込まれ、設定されたトップとボトムの母音、そして専用のエンベロープエディターでシンプルまたは複雑なモーフィング変化を自在に描くことができます。さらにメインのエンベロープエディターのシェイプを適用するコピーボタンでモーフィングとレベル変化を同期させ、フォルマントとQ設定で、フィルター効果を決定づけます。
エフェクト
FXタブには、UVIお馴染みのスタジオエフェクトが用意され、コンボルバー、5バンドEQ、ディレイ、IRリバーブとリミッターで追加のプラグインなしにサウンドを仕上げることが可能です。
サイズ | 1.45GB(FLACロスレス圧縮済、非圧縮WAVサイズは2.04GB) |
---|---|
コンテンツ | 402プリセット、545サンプル |
サンプル解像度 | 48 kHz(収録: 96 kHz) |
ライセンス | 1ライセンスにつき、PC/iLokキー混在可能な3デバイスアクティベーション |
システム条件 | ・UVI Workstation 3.0.6以降、またはFalcon 1.6.6以降に対応 ・iLok アカウント(無料取得、USBキーは必須ではありません) ・インターネット接続環境(製品ダウンロードとライセンス発行と認証に必要、常時接続不要) ・対応システム: ・- Mac OS 10.8 Lion ~ macOS 10.14 Mojave(64bit) ・- Windows 8 ~ Windows 10(64bit) ・2GBの空きディスク容量 ・ハードドライブ:7,200回転仕様のHDDまたはソリッドステートドライブ(SSD)推奨 ・4GB RAMメモリ (大容量のUVIサウンドバンクは 8 GB以上を強く推奨) |
対応フォーマット | Audio Units、AAX、VST、スタンドアロン |
検証済みホスト | Digital Performer 8以降、Pro Tools 11以降、Logic 9以降、Cubase 7以降、Nuendo 6以降、Ableton Live 8以降、Studio One 2以降、Garage Band 6、Maschine 1 & 2、Tracktion 4以降、Vienna Ensemble 5、Reaper 4以降、Sonar X3、Main Stage 3、FL Studio、Bitwig 1+、Reason 9.5+、MuLab 5.5以降 |
スタッフコメント