本質に集中する、それがLCT 240 PROの目指したゴールです。汎用性を極限まで高め、プロフェッショナルのためのレコーディングを目指す、すべての方にとって次の一歩となるような単一指向コンデンサー・マイクとして設計されています。細かなニュアンスまで逃さない透明なサウンドが、基本となる用途すべてをカバーします。
コンデンサー・マイクはダイナミック・マイク較べはるかに高い感度を誇ります。LCT 240 PROは、現代的かつ清廉さを備えディテールに富むレコーディングを可能にします。空気感にあふれ、親密でダイレクトなサウンドです。
一言『ものすごくレスポンスが良い』。価格の割に中域の情感がしっかり録れるため、安いマイクという感覚を与えません。最初にマイクを立てた際、ヘッドフォンで聴いた時『うわ、すごい抜けが良い』と思うくらいで後で値段を聞いてビックリしました。ミドルレンジのマイクに匹敵するパフォーマンスと言えます。
しかし難点があるとすれば中域がたってる分低域の量感は少ない。そこが加わったらもっと価格は上がってしまうと思いますが、この値段にしてRockなど勢いのあるVocalを録るならものすごく向いているでしょう。アコギを録るならストローク弾き、全体をアルペジオで弾くよりかき鳴らすイメージの収録であればオケにも埋もれない存在感を出せるでしょう。
特長
・ヴォーカルから楽器までマルチに使用可能
・エントリーユーザーにも優しい容易な操作性
・ファースト・クラス・レスポンス
・細かなニュアンスまで逃さない透明なサウンド
・高耐音圧 (142dB SPL)
動作方式 | Pressure gradient transducer, permanently polarized |
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トランスデューサー Ø | 17 mm 0,67 inch |
指向性 | Cardioid |
感度 | 16.7 mV / Pa (-35.5 dBV) |
ダイナミック・レンジ | 123 dB (A) |
最大耐音圧 SPL (0.5 % THD) | 142 dBSPL |
ノイズレベル | 19 dB (A) |
内部インピーダンス | 100 Ω |
ロード・インピーダンス | 1,000 Ω |
電源電圧 | 48 V +/- 4 V |
消費電流 | 3.1 mA |
接続コネクタ | Gold plated 3-pin XLR |
寸法 | 138 x 52 x 36 mm |
重量 | 310 g |
スタッフコメント