個々のインストゥルメンツやマイクを通したサウンドに対し、正確なハンドリングを求められる現代、ただレンジが広いだけのケーブルでは制作における正確性を担保できません。整然とした収音能力と確固とした実音の再現性をもったケーブルだけがその役割を担うのです。NEOにはこの条件を満たすインストゥルメンツ・マイクケーブルとして”QAC-202″が存在していました。
そこに”在る音”を確実に捉え再生するという基本性能をおさえつつ、存在感のある音を再現する”QAC-202″はレコーディングをはじめ、ライブの現場でも積極的に使用されていました。そして急成長を続けるハードウェアやソフトウェアの進化と歩をあわせ、NEOはQAC-202をブラッシュアップ。QAC-202の魅力である存在感のあるサウンドはそのままに、さらにクリアにさらに広域にわたる表現能力を兼ね備えたケーブル、「QAC-222」として新たに登場します。
●完全国内生産による第一種OFC「C1011」を音楽制作用にチューニング
現代の音楽制作に必要なケーブルとはなにか。テクノロジーの進化は楽曲のサウンドクオリティーを引き上げました。これは今まで見えなかった音にもフォーカスがあたり、よりシビアな再現性が求められていることを意味します。
この要求に高いレベルでこたえるために、NEO/QAC-222シリーズは完全国内生産による第一種OFC導体”C1011”を採用しています。加えてインストゥルメンツやマイクへの最適化、更なるマッチングを突き詰め、導体に硬化チューニングを施した”HC-OFC”を開発。一般的なオーディオ用OFCケーブルでは得られない正確性とプロフェッショナルが求めるワイドレンジを実現、且つどの帯域においても存在感を損なわない、作業性の高いサウンドを提供します。
“HC-OFC”を中心に据え、ケーブルの設計はQAC-202を踏襲。導体を被覆する絶縁体には誘電性の低いPE(ポリエチレン)を採用、ケーブルのキャパシスタンス(静電容量)を抑制することで信号の伝送ロスが軽減されることにより、伸びの良い高域特性が得られます。絶縁体を覆う内部シースにはLDPE(低密度ポリエチレン)を採用。内部シースを絶縁体と異なる硬度に設定することにより、ケーブルに伝わる振動が効果的に抑制され、よりシャープな定位感を実現しています。
“QAC-202″の思想はそのままに、「QAC-222シリーズ」は音楽の表現の可能性を広げます。
端子 | XLR(メス) - TRS |
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ケーブル長 | 2.0m |
導体 | HC-OFC 0.4sq |
絶縁体 | PE(ポリエチレン) |
シールド | 編組率90% |
内部シース | LDPE(低密度ポリエチレン) |
外装 | PbフリーPVC |
ハンダ | OYAIDE SS-47 |
プラグ | XLR:Switchcraft AAAシリーズ / Phone:NEO P-275T,P-275M |
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