MiRA Live

オーディオ分析およびメーター表示アプリケーションのMiRAアナライザーシリーズの1つであるMiRA Liveを使用すれば、高い信頼性を備えた反応性の高いリアルタイム環境でライブ環境のチューニングをサポートします。MiRA Liveは、ショーの進行に合わせてカスタマイズ可能なワークスペースを備えており、特定のニーズに合わせて表示をカスタマイズすることも可能です。さらに、Leq出力メーターやライブ・マグニチュード・スペクトラムなど、サウンドレベルの計測値を常時表示し、重要な情報を素早く視覚的に管理することができます。

スペクトラム・アナライザーとベクトル・スコープのテクノロジーを組み合わせたユニークなFLUX:: Nebula 空間スペクトログラムは、ミックスにおいて重要な定位に関する判断を手助けします。SPAT Revolutionやお気に入りのイマーシブ・プロセッサーの出力をMiRA Liveへ送り、Nebulaスペクトラムで視覚化することができます。

MiRA Liveの信頼性の高いツールのセットを使用し、オーディオシステムのキャリブレーションに必要な情報を得ることができます。収録されているツールには、伝達関数、マグニチュード、位相、コヒーレンスのトレース、インパルス応答のライブ表示、ディレイ計算用のリアルタイム・ファインダー機能などがあります。

必要なすべての測定を行い、キャプチャの再計算機能を使用してオフラインでフォーカスや分析を行うこともできます。複数のマイクを使用して分析したり、ライブをキャプチャしたり、トレースのスナップショットを平均化したり、インパルス応答（IR）ファイルをインポートしたりすることも可能です。新しいマイクペアリングモードを使用して、フロアと耳の高さの間のキャプチャの一貫性を向上させることができます。Adaptive Resolution Transform（ART）モードは、標準的な高速フーリエ変換（FFT）と比較して、位相計算の不正確さを軽減します。

特長

• セッションごとにキャプチャ数は無制限、ディレイ、フェーズ、マグニチュード、平均化などをオフラインで再計算が可能なマルチセッション機能
• 最大23個のマイクでリアルタイム伝達関数とインパルス応答を計測、（手動の重み付けまたはコヒーレンスによる）平均カーブ
• 各マイクのリアルタイム・ディレイファインダーとディレイ表示
• ASCIIファイルからキャプチャデータとマイクのキャリブレーション・データをインポート可能
• フロアと耳の高さのマイクのキャプチャのコヒーレンスを高める新しいペアリングモード
• キャプチャをリファレンス・ターゲットおよびマイクのキャリブレーションに使用可能
• 新しい「A.R.T」（Adaptive Resolution Transform）によるトランスファー・ファンクション、コヒーレンス計算および表示、位相アンラッピング、スムージング・アルゴリズム
• RTA表示のカスタマイズ（SUM+個々のマイク）
• マイク選択、時間重み付けモード、設定、周波数重み付け、ログ履歴付きの複数の独立したLEq表示
• ミキサーまたはイマーシブ・プロセッサーからの出力と測定用マイクのレイアウトと表示のオプション
• メーター表示のオプション、リファレンスまたはリファレンス+マイクを表示
• ワークスペース、レイアウト、初期設定を完全に自由にカスタマイズできる直感的なユーザー・インターフェース

製品仕様