アナログ・シンセサイザーJUNO-60は、ビンテージ・シンセの世界でも特別な存在です。長きにわたり、世界中のミュージシャンやプロデューサーに愛され、今日まで多くの名曲で使用されてきました。その時代を超越する魅力は、プレイヤーを夢中にさせるほどの豊かさと存在感をサウンドに与えるアナログ・ステレオ・コーラス・エフェクトにあります。JUNO-60 Chorusプラグインにより、1980年代を象徴するエフェクトの刺激的なキャラクターをDAWのトラックに取り入れることができます。
ローランドとBOSSは、これまで数多くのエフェクトを世に送り出し、その多くがミュージック・シーンに影響を与えてきました。その中でも、ステレオ・コーラスほど愛され、模倣されてきたものはありません。1975年のデビュー以来、何世代にもわたって進化し、洗練されたこのエフェクトは、あらゆる音源に深みや奥行き、活き活きとした躍動感をもたらす優れたエフェクトとして、人々を魅了し続けています。
JUNO-60の豊かなステレオ・コーラス・エフェクトは、JUNO-60に搭載されたシングルDCO、ファットなサブ・オシレーター、そして特徴的なVCFを強化するために特別に調整されました。多くの プレイヤーはすぐにそのJUNO特有のサウンドに魅了され、JUNO-60は当時、より洗練され高価だったマルチ・オシレーターのポリシンセと競合する大ヒット製品となりました。
オリジナルのJUNO-60のコーラス・セクションと同様に、JUNO-60 ChorusはI、IIのボタンを配置したシンプルなユーザー・インターフェースを装備。Iのコーラス・モードはサウンドに穏やかな揺らぎを与え、IIのモードはより深く幅広い効果をもたらします。I+IIを押すと、独特のうねりを伴う「隠れた」第3のモードが呼び出されます。
JUNO-60 Chorusを使用することで、オリジナルが持つエレガントなシンプルさをDAW環境に取り入れることができます。 3種類のコーラス・モードはそれぞれ細部まで繊細にモデリングされており、JUNO-60特有のアナログ・ノイズまでも完全に再現することでオリジナルのサウンドを体感できます。またそのサウンドだけでなく、象徴的なパネルとクールな木製のサイドパネルを再現したグラフィックが、JUNO-60のビンテージな雰囲気をもDAWにもたらします。
エフェクト | Chorus 3タイプ(1、2、1+2 ) |
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コントロール | NOISE LEVELスライダー OUTPUT MIXスライダー OUTPUT LEVELスライダー |
対応サンプリング周波数 | 44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz |
対応プラグイン・フォーマット | VST3.6(64ビット) AU AAX |
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