Harrison Dyno Mite

トランジェントとは、サウンドの冒頭に現れる短くて強力なエネルギーのスパイクのこと。スネアのクラッック音、ギターの弦をはじいた瞬間、ハイハットのクリック音など――これらがパーカッシブな要素に明瞭さ、パンチ、プレゼンスを与えます。

Harrison Dyno Mite の精密なトランジェント・シェイピング・エンジンを使えば、密度の高いミックスでも鋭く突き抜けるアタックを調整したり、サステインを彫刻のように整えて空気感のあるシネマティックなテクスチャーを作り出せます。

スタジオの定番となった伝説的なハードウェア・トランジェント・デザイナーから着想を得た Dyno Mite は、あらゆるプロデューサーやエンジニアに新たなコントロールを与えます。

モダンなエレクトロニック・ミュージックの鋭いパンチ、アコースティック・ロック・ドラムの温かく有機的なフィール、オーケストラ・パーカッションの広がるディケイ――どんなサウンドを求めても、Dyno Mite はスピーディで外科手術のように正確なコントロールを実現。

トランジェント・ダイナミクスを自在に操れば、より力強く、より自然に呼吸し、より深く響くミックスへ。

主な特徴

• パンチとスペースのスカルプティング: アタックをブーストしてサステインを削れば鋭いドラム・ヒットに。逆にアタックを抑えてサステインを持ち上げれば、空気感と広がりのあるトーンに。
• モノラル／ステレオ両対応: 楽器録音、ワンショット、ループ、シンセなど幅広いソースに最適。
• 直感的なワークフロー: シェイピングが始まるレベルを決めるシンプルなスレッショルド・スライダーと、トランジェント調整の種類と強さをコントロールするサステイン・ノブ。
• リアルタイム・メーター

インプット・メーター: 入力信号レベルを表示。

サステイン・メーター: 減衰（左/赤）とブースト（右/緑）の量を表示。

アウトプット・メーター: 処理後のレベルを視覚化。

• アウトプット・トリム: トランジェント・シェイピングによるレベル変化を補正。
• 対応フォーマット: AAX, VST, VST3 & AU。

製品仕様