SpectraLayers は音のスペクトラルデータを高度にビジュアル化し、オーディオファイルを周波数と時間の軸に沿って直接編集できる、それまでの概念を変えたオーディオエディターです。長年の蓄積による比類なき選択機能、そして AI 技術に基づくオーディオ摘出や修復処理により、リペアやレストレーションから自由なサウンドデザインまで、オーディオを自在に磨き上げることが可能です。
SpectraLayers 11 では増え続ける処理機能を格納するため、ユーザーインタフェースを刷新。専用のパネルを持ったモジュールとして再構成しました。モジュールは用途に応じてチェーンや順番、フィルターを設定でき、処理チェーンとしての保存も可能です。ワークフローの効率を新次元に引き上げます。
ワークフローに合わせて複数の処理を設定できる機能です。全レイヤーまたは選択レイヤーに対してモジュールの処理をプログラムできます。将来的に生成されるレイヤーに対しても処理を登録でき、処理の微調整や再配置、カスタムチェーンプリセットの保存も可能です。
コンパクトボタンのクリックで、スクリーン右側のパネルはアイコンの列に縮小し、スペクトログラムや波形の表示幅を最大化することができます。コンパクト後も、パネルへのアクセスやコントロールは維持されます。
選択範囲をループしながら試聴可能になり、特に処理チェーンの設定調整などがより効率的になりました。
新しい AI による楽曲の分離アルゴリズムは、よりクリアで分離がよく、ボーカルステムの位相特性など、あらゆる面で向上した結果を得られます。そして管楽器の分離機能が加わったことで、最大7種類の楽器を一度に分離可能になりました。
レイヤーやチャンネルにボリュームのオートメーションカーブを設定できます。レイヤーパネルからアクセスでき、エンベロープは波形ディスプレイにグラフ表示されます。
従来のトーン/ノイズ/無音生成を統合し、新たにトランジェント生成を加えたモジュールです。たとえばサウンドデザイン用途として、トランジェントスウィープを生成し、インプリント機能を使って目的のレイヤーをモジュレートすることも可能です。
任意の選択範囲を反転できます。シンプルな操作ながら、音の景色を変える無限の可能性を秘めています。他のツールと組み合わせるとさらに効果は絶大です。
選択範囲に対するフェード調整がよりスムーズになりました。範囲を選択し右クリックすると、フェードタイムと周波数のスライダーがポップアップ表示されます。設定後にダイアログの外側をクリックすると、カスタムフェードが適用されます。
動作環境 | Windows 11 (64-bit) / Windows 10 (64-bit) macOS Big Sur / macOS Monterey / macOS Ventura / macOS Sonoma 8.0 GB minimum RAM required 16.0 GB RAM or more recommended 8.0 GB free storage space |
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