UVI Rumbleは、現代の電子音楽やシネマティックなサウンドデザインにおいて求められる、重厚感、パンチ、アーティキュレーション、そして躍動感のあるベースサウンドを生み出すために設計された革新的なマルチバンド・ベース・シンセサイザーです。従来のシンセサイザーとは一線を画し、Body(低域)、Character(中域)、Air(高域)の3つの帯域それぞれに独立したオシレーター、ウェーブシェイパー、エフェクトスロットを搭載。これらが統合されたフィルター、マルチバンドコンプレッサー、マスターEQへと合流することで、驚異的な精度とまとまりのある極上のベースサウンドを実現します。プロのサウンドデザイナーやプロデューサーの手による膨大なプリセットライブラリも収録し、即戦力としてあらゆる楽曲制作を強力にサポートします。
3つのパラレルエンジン、1つの統合されたサウンド
Rumbleは、現代のベースに必要な重さ、パンチ、アーティキュレーション、そして動きといった、ベース主導の音楽が求めるニーズに応えるために設計されました。これを実現するため、Rumbleのアーキテクチャは各周波数帯域を独立したフル・シンセサイザー・エンジンとして扱います。
Body、Character、Airはそれぞれ独立したオシレーター、ウェーブシェイパー、エフェクトを搭載しており、最終的に共有のフィルターステージ、マルチバンドコンプレッサー、マスターEQを通じて統合され、力強く一体感のあるサウンドを生み出します。
- Body(低域):サブベースからベースまで。重量、パンチ、そしてサウンドの骨格となる低域を担当。808、サブキック、楽曲の核となる重力を生み出す領域です。
- Character(中域):ローミッドからアッパーミッドまで。音の個性、存在感、そして倍音の豊かさを担当。音色が特徴づけられる、認識しやすい中域です。
- Air(高域):アッパーミッドから高域まで。輝き、アーティキュレーション、高音域の動きを担当。音にリフト感、エッジ、ディテールを与える領域です。
その結果、ベースのためにゼロから構築された、初のマルチバンド・シンセサイザーが誕生しました。低域の重量感、中域の輪郭、高域のエアー感を個別に彫刻することができます。さらに、ボーカル・フォルマント合成、ドローン・テクスチャ、パーカッシブなトランジェント、シネマティックな動き、ヴィンテージのアナログの暖かみまで、あらゆる要素をバンドごとのアプローチで深くデザインできます。
ファクトリーライブラリは、サウンドデザイナーや各ジャンルに特化したプロデューサーによって構築されており、808やウォブルベースから、ドローン、モーションシーケンス、抽象的なテクスチャまでをカバーする膨大なプリセットを収録しています。
エンジン詳細
9つのオシレーターモデル
それぞれ異なる音響領域に調整された9つの合成エンジンを搭載しています。
- Analog:同期、パルス幅、帯域制限アンチエイリアスを備えたデュアルオシレーター。
- Morpho:非線形形状とモーフィングコントロールを備えたフェイズディストーション。
- Phonem:トーキングおよびシンギングトーンのためのボーカルフォルマントピーク。
- Fold:バクトロールモデルのローパスゲートを備えたウェストコーストウェーブフォールディング。
- Timbral:90以上のテーブルと6つのフェイズディストーションモードを備えたウェーブテーブルエンジン。
- Noise:90以上のアコースティックおよびエレクトロニックテクスチャを備えたデュアルノイズジェネレーター。
- Sampler:ユーザーインポートに対応したモノラルベースサンプルの厳選ライブラリ。
- Kick:トランジェントサンプリングとFMトーンを備えた、特化したドラム合成エンジン。
- Prism:3次非線形性を備えたデュアルキャリア、デュアルモジュレーターFM。
10のウェーブシェイピングモード(バンドごとのAMインジェクション付き)
各バンドにはオシレーターの後段に独立したウェーブシェイパーが配置されています。緩やかなサチュレーションから過激なフォールド、リングモジュレーションまでをカバーする10の非線形伝達関数を搭載。
- Clipper:パンチとコンプレッション
- Sine:温かみのある音楽的なフォールディング
- Foldback:密度の高い倍音豊かな響き
- Hyperfold / Rectify:基本波の倍増
- Damped:ロールオフ内蔵ソフトサチュレーション
- Diode:非対称クリッピング
- Noise:確率論的グリット
- Soft / Hard:リングモジュレーション
また、AMインジェクターによりバンド間でアンプリチュードモジュレーションをルーティングでき、リズム的な相互作用を生み出します。
フィードバックループを備えた10のエフェクト
各バンドのエフェクトスロットには、10のカスタムFXチェーンから選択してアサイン可能。さらに、独立したフィードバックループによりセルフ発振プロセッサーとしても機能します。
- Cabinet:小型コンボから大型スタックまで、インパルスモデルのスピーカーエンクロージャーをモーフィング。
- Delay:Digital、Tape、Spin、Velvetの4アルゴリズム。
- Digital:ファズ、ディスパーション、コーラス、周波数シフト、ビットリダクションによる複雑なローファイ。
- Neuro:スペクトラルトランスフォーメーション、フェイザー、コーラス、ドライブの融合。
- Reverb:プレートやスプリング、ブルームなど5つのアルゴリズム。
- Shifter:ピッチ/周波数シフトとスペクトル破壊。
- Smasher:トランジェントを意識したコンプレッションとサチュレーション。
- Drift:コームフィルタリングとBode周波数シフトによる金属的な動き。
- Trasher:過激なディストーションチェーン。
- Chorus:ピッチ劣化オプション付きモジュレーションデレイ。
グローバルツール
2つのフィルタースロット(シングル、シリアル、パラレル対応)
- Analog:ヴィンテージモデルのローパス。自己発振可能。
- Variable:8つの選択可能なフィルタートポロジー。
- Ripple:カットオフ周囲に7つのレゾナンスピークを配置。
- Swirl:3つのフェイザーと3つのフランジャーモード。
- Scream:生々しくアグレッシブなヴィンテージスタイル。
- Formant:7つの母音シーケンスによるフォルマントスイープ。
33の豊富なモジュレーションソース
- Macros:DAW上でオートメーション可能な16のマクロ。
- MIDI sources:ベロシティ、モッドホイール、キートラックなど。
- ADSR envelopes:セグメントごとのカーブシェイピングを備えた3つのADSR。
- LFOs:4つのLFOと、それらを統合するLFO Mix。
- MSEGs:最大128ブレークポイントの2つのMSEG。
- Random sources:カオスモードを含む3つのランダムソース。
- Analog Drift:緩やかな回路の不安定さをシミュレート。
マスターセクション
- マルチバンドコンプレッサー:3バンドに対応し、8つのキャラクターモードを備えたコンプレッサー。
- マスターEQ:アナライザー付きの4バンドパラメトリックEQ。
広範なファクトリーライブラリ
サウンドデザイナーやアーティストによって作成された、音響キャラクター別の即戦力プリセットを多数収録。
- 808:サブベース、ローエンド
- Growl:アグレッシブなベース
- Wobble:動きのあるリズムベース
- Dirty:ディストーション、グリット
- Sharp:切れ味抜群のベース
- Drone:持続的なテクスチャ
- Cyber:近未来デジタルサウンド
- Motion:リズミカルパターン
- Reese:アグレッシブな持続ベース
- Vintage:温かみのあるアナログ
スタッフコメント