チャンネル・ストリップは、ミキシングの世界において最も効率性に優れたツールです。すべての基本となるプロセッシング、EQ、コンプレッション、ゲートなど。これらを簡単に管理できる一つのモジュラー型ユニットに収めました。 ミキシングのとき、どのチャンネル・ストリップを選択するかは、エンジニアにとってジレンマでもあります。ビンテージ・コンソールをベースにしたチャンネル・ストリップ・プラグインのサウンドは素晴らしいかもしれません。しかしそれは特定の音響的カラーに制限されしまう不自由さを生み出しかねません。一方で、モジュラー型チャンネル・ストリップ・プラグインなら、幅広く柔軟にプロセッサーの組合せを試しながらミックスを進めていけますが、異なるプロセッサー同士が必ずしも理想的な働きをするわけではありません。真の意味でのチャンネル・ストリップとして統一された相互作用を発揮しない場合もあるでしょう。 Scheps Omni Channelは、二つの世界のベストな部分を提供することができます。長年にわたり幅広いジャンルのミキシングを手がけてきたからこそ、アンドリュー・シェップスは、彼が頼りにする数多くのプロセッサーについて、その完璧なコンビネーションを持っています。古典的なハードウェアの組合せから、中には一から開発・製作された革新的なユニットもあり、それぞれが独自のキャラクターを備えています。これらすべてを、柔軟で完全に統一された一つのチャンネル・ストリップとして利用することができるのです。
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