SOLO DUDUK

『SOLO DUDUK』は、成熟したアプリコットの木から作られた古代のダブルリード管楽器です。アプリコットは、柔らかく心地よい感触と豊かで温かみのある響きのため昔から伝統的に使用されており、物悲しいな音色や、感情が爆発するような慟哭など表現力豊かなダイナミクスを作り出すことができます。アルメニア原産のドゥドゥクは、最も古いダブルリードの木管楽器のひとつで、初期の頃はすべて骨か杖で作られていました。本製品はSoundironの協力者であるJohn ValasisとKonstantinos Sakkasによって細部までサンプリングされています。

ドゥドゥクは二人一組で演奏するのが一般的で、一人目がメロディーを演奏している間、二人目はダムと呼ばれる持続する低音を奏でます。音はイングリッシュホルンに似ており、リードは大きく胴は長い円筒形をしています。他のダブルリードの木管楽器とは異なり、リードの幅がかなり広く、ドゥドゥクの力強くて心に響く音色を生み出すのに役立っています

近年ドゥドゥクは、「グラディエーター」や「アバター」、「ホテル・ルワンダ」といった映画音楽などで良く使用され人気を博しており、世界中の作曲家や聴衆の想像力をかきたてています。

『SOLO DUDUK』は、大ホールでクローズ、ミッド、ファーの３つのマイクポジションを収録しました。クリーン／ビブラートのサステイン、トゥルーレガート、スタッカート、エクスプレッション、エフェクト、ワンフレーズをサンプリングし、本格的な演奏表現を実現します。2,500以上のサンプルと19種類ののキースイッチ可能なアーティキュレーションも搭載しており、ソウルフルでエモーショナルなサウンドを楽曲に取り入れることができます。