『KALIMBA 3.0』は、アフリカの古いカリンバを近代的にした親指ピアノとも呼ばれる楽器を収録した、KONTAKT専用ライブラリ第3弾です。
実機は、木とココナッツシェルで制作。マリンバのような温かみのある音色で、メロディアスな打楽器として知られています。サウンドにシャープなアタック感や遊び心を加えるために、ピアノや他打楽器と組み合わせて使われます。音階は、小さいカリンバが約1オクターブ半、大きいカリンバが2オクターブ以上持っています。
本ライブラリは、スタジオ内での至近距離、明るい小部屋での中距離、直線的な大ホール(1m/15m)の、3種類の環境でカリンバをレコーディングしました。直線的なホールは、第一次世界大戦時代の砲兵隊の地下壕を再現しており「バンカー」と呼んでいます。ここは私たちのお気に入りの秘密の場所の一つです。Rust 2ライブラリの一部や、他のライブラリのレコーディングにも使われています。ドライレコーディングは、非常に乾燥した空間で、2インチ離れたところに大口径のステレオペアのコンデンサマイクを配置して実施。より自然なサウンドを実現しました。
『KALIMBA 3.0』はリマスターしたサンプルを、4種類のレイヤーのモジュールテンプレートに挿入し、ソースコンテンツから全く新しいアンビエントパッドとサウンドスケープを作成しました。また、20種類のカスタムFXプリセットを新たにデザインし、映画/ゲームのスコア/サウンドトラックなど、音楽制作のためのインスピレーションを得る事が出来ます。
KONTAKTインターフェイス上には、オートメーション対応のサウンド・シェイピング・コントロールが用意されているので、クリエイティブな作業を柔軟に行うことができます。スウェル/アタック/リリース/オフセット/ビブラート/フィルター/ピッチ(粗い音と細かい音)/アーティキュレーションの切り替え/クロスフェード/レイヤリングなど、さまざまなコントロールが可能です。また、サウンドデザインされたユニークなカスタムFXプリセットとクリエイティブなオプションが豊富に用意されています。さらに、LFOシェイプ/モジュレーション・ターゲット・パラメータ/スピード/インテンシティ/テンポ・シンク/フェードイン・タイムを備えたLFOシステムを搭載。ベロシティ/モジュレーション/エクスプレッション/アフタータッチ/キーポジション/ステップ・シーケンサ・テーブル・コントロールなどの割り当て可能な、12種類のローパス、ハイパス、FXフィルターから選択できるモジュレーションターゲットを使用することができます。また、ベロシティテーブルを提供するカスタマイズ可能なアルペジエイターも搭載しており、アルペジオの方向やタイミング、スイング、ランダマイズ、持続時間をコントロールします。
※本製品には、KONTAKT(Ver5.5以降/KONTAKT PLAYER非対応)にて読み込み可能なプリセットを収録しています。
【特徴】
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