SYMPHOBIA 2

『SYMPHOBIA 2』は、映画やTV のサウンドトラック、ゲームミュージック、舞台の劇伴など、迫力と表現力を同時に求められる現場に最適なシンフォニック・アンサンブル音源第二弾。大編成オーケストラ・サウンドの自然なオーバーラップを再現する' 濃密な音'は本製品でも健在です。

初代『SYMPHOBIA』と同様に、収録サンプルは全てコンサートホールにてライブ・レコーディングされています。ステージ／クローズのマイク・ポジションを切り替え可能なスイッチや（使用していないマイク・ポジションのサンプルはメモリから解放されます）ADSR、DSP エフェクトなどの各種コントロールを搭載した新しいインターフェースの採用により、操作性も向上しています。

選りすぐりな『SYMPHOBIA 2』の収録内容の中でも特筆すべきは、レガート・アンサンブル・インストゥルメント。 “ホーン＋バイオリン＋ビオラ”のセットなど、様々な形態のアンサンブルで一斉に演奏されたユニゾンやオクターブ演奏をレコーディングしたサンプルに精密な編集・スクリプト化を施すことで、美しいレガートの再現を可能にしました。また、レガート機能に対応したフルートなどのソロ・インストゥルメントも用意されています。

実際にフルオーケストラの配置でレコーディングされたフル・オーケストラのサウンドには、美しき広大なオクターブ演奏や新規のスタッカートを収録。セクション別インストゥルメントとしては、マイナー／メジャーのトリルや、様々なクレッシェンド、ポンティチェロといったエフェクト的アーティキュレーションが加わったストリングス・セクション。8人編成のホーン・アンサンブルやバイオリンとビオラのアンサンブルなどが揃えられています。

そして、『TRUE STRIKE 2』、『SYMPHOBIA 1』に続いて収録されている異世界のサウンド・スケープこと“DYSTOPIA”シリーズの第三弾は、より強力な内容へと進化しました。『SYMPHOBIA 2』でレコーディングされたサウンドと、過去のProjectSAM ライブラリからのサウンドを元に加工されたスフィア、スケープ、ライズ。更には映画のトレイラー制作にも最適なヒットやチェーンソー／ホワイトノイズをはじめとする効果音etc... ProjectSAM のダークサイドといえる珠玉の素材をラインナップしています。

これらのインストゥルメントに加え、『SYMPHOBIA 2』には、様々なインストゥルメントを組み合わせた即戦力プリセットであるMULTI（マルチ）も収録されています。これらの充実したライブラリは、初代『SYMPHOBIA』との組み合わせにより、より完成度の高い表現力をもたらす強力ツールとなること間違いありません！

『SYMPHOBIA 2』は、美しくも壮大なアンサンブルを描くパレットに彩りを加え、オーケストレーションの可能性を大きく高めるでしょう。