HOPKIN INSTRUMENTARIUM: HANDSOME DAN

『HOPKIN INSTRUMENTARIUM: HANDSOME DAN』は、楽器製作の巨匠バート・ホプキンの頭脳が生み出した実験的なカスタム弦楽器「HANDSOME DAN」を収録したライブラリです。演奏されていない弦の倍音共鳴を拾って分離する巧妙なシステムがこの楽器の重要な要素となっています。平らな木製のサウンドボックスには14本の弦があり、中央のブリッジで2つの領域に分かれています。片側にはマグネット・ピックアップが設置され、主に反対側に弦が張られています。弦を弾くと、弾かれた側で鳴っている周波数が、弾かれていない側で鳴っている同じ弦の倍音のどれかと一致したときに、弾かれていない側の領域で共振振動が発生します。それがピックアップから聞こえてくる音となります。その音色は夢のように幽玄で、浮遊感と膨らみのある存在感を放ちます。

Soundironチームは、2つのステレオ・マイク・ポジションでHANDSOME DANのサウンドを忠実にサンプリングしました。1音につき最大8つのラウンドロビンと6つのベロシティ・レイヤーを搭載しており、美しい音色を奏でることができます。また幅広いカスタムFXプリセットや、生のアコースティック・ソースから作成されたアンビエント・コンテンツも豊富に収録されており、クリエイティビティを自由に発揮できます。