「ゴーストリームデュエット 8 ISO」は、HDMI 4入力とSDI 4入力(※1)、さらにNDI HX3、SRT、RTMP 、ビデオプレイバック、UVC(USB3.0)などさまざまな形式からの4入力(※2)に対応した、8チャンネルのストリーミングスイッチャーです。本体の入力モード設定で、各入力ソースの組み合わせを選択できます。
ダイレクトストリーミングを3系統まで設定でき、YouTubeやTwitchなど多くのプラットフォームへのマルチ配信もこなします。多彩なエフェクトも設定でき、本体でのプログラム収録と、各入力ソースのアイソレーション(ISO)収録にも対応します(※3)。
また、オーディオ入力はP48ファンタム電源対応のXLR 2系統と、3.5mm入力 2系統を備えています。複数のカメラやオーディオ/ビデオ信号を一つのプログラム出力(PGM)にまとめ、ライブ配信はもちろん、収録後の編集ワークフローにも対応します。リアルタイムの制作と配信機能を統合したオールインワン型のプロフェッショナルなライブプロダクションスイッチャー「ゴーストリームデュエット 8 ISO」が、放送品質の制作ニーズにしっかりと応えます。
※1:HDMI 4入力とSDI 4入力の8入力設定には、最新ファームウェアへのアップデートが必要です。
※2:ビデオプレイバックは入力5と入力6のみ、UVCは入力7と入力8のみに対応します。
※3:ISO収録は外部SSDのみ対応しています。SDカードはプログラム収録のみで、ISO収録は非対応です。
4K HDMI/3G-SDI入力(※)、NDI HX3、SRT、RTMP、UVC(USB3.0)、ビデオプレイバックを入力ソースとして使用可能で、NDI HXライセンスも付属します。これにより、カムコーダーやSDIカメラ、ミラーレスカメラにIPカメラ、PTZカメラ、USBウェブカメラ、さらにウェブ会議アプリ上のリモートゲスト映像を、外部コンバーターなしで接続できます。
多彩な画面レイアウトに対応する8チャンネルの入力ソースは、少し手の込んだ画面構成にちょうど良く、シンプルな配信から一歩進んだ番組制作に最適です。
※映像出力フォーマット(HDMI)は1080p59.94まで、です。
プログラムファイル(PGM)と、8つの入力ソースのアイソレーション(ISO)収録ができます(※)。
H.264(最大70Mb/s)での高画質録画で、各ファイルごとの編集ワークフローにも対応します。
※PGM収録はSDカード、またはUSB-C接続のSSDに収録可能、ISO収録はUSB-C接続SSDにのみ収録可能です。
マルチソース機能により、4つのビデオウィンドウと1つの背景ビデオの、5つの映像を合成したソースを作成することができます。このソースは、ほかのビデオ入力と同様に利用でき、コンポジションエンジンにシームレスに統合されます。ビデオウィンドウの入力は、映像入力、メディアプレイヤー、カラーバーから選択でき、背景のソースは、メディアプレイヤー、生成カラー、カラーバー、黒から任意に選ぶことができます。
さらに、各ビデオウィンドウのレイアウト、サイズ、位置、境界線は自由に変更でき、視覚的なプレゼンテーションに最適です。
マルチソースやアップストリームキーヤー(クロマキー、ルマキー、パターン、PIP)、ダウンストリームキーヤー、さらに、MIX、DIP、WIPE、Tバーによるトランジションなどの特殊効果が備わっています。また、静止画ファイルやウェブブラウザをメディアソースとして取り込み、表示ができます。これらの豊富な機能により、映像制作をよりレベルアップします。
オートスイッチング機能は、音声ソースの入力をもとに映像ソースを自動で切り替えることができる機能です。2つの音声ソースに対して、それぞれ対応する映像ソースを個別に設定できるほか、2つの音声ソースが同時に入力された場合には、個別の映像入力ソースに加えてマルチソースの選択も可能です。
たとえば2人の対談中に引きのカメラへ切り替えるなど、より自然でスムーズなスイッチングを実現します。
内蔵のGUIと、macおよびWindowsの両方に対応したOsee「ゴーストリーム PCソフトウェア(Duet 8 ISO用)」アプリ、さらに「Stream Deck(ストリームデッキ / エルガト製)」と接続できるBitfocus「Companion(コンパニオン)」アプリの使用が可能。さまざまな方法で操作を制御できます。
イーサネットを介して、一度に最大3つのストリーミングプラットフォーム(YouTube、Twitch、Facebook等)へ直接配信ができます。USB接続で、OBS、Vmixのようなストリーミングソフトウェアに接続することもできます。
本体に10個のマクロ/シーンボタンがあり、操作を任意のボタンに事前に設定できます。複雑なレイアウトやトランジションを事前に設定し、本体操作と組み合わせてプリセットを組むことで、制作現場でのワークフローを効率化します。
マイク入力はP48ファンタム電源対応のXLR 2系統と、3.5mm入力 2系統から選択でき、コンデンサーマイクやダイナミックマイク、ワイヤレスマイクなど、音声入力の幅が広がります。
オーディオミキサーは合計10系統の音声入力に対応し、2系統のマイク入力、HDMI/SDI入力とAUX入力からの8系統を処理できます。これらの音声は、ON/OFFやAFVコントロールを使って、PGM出力にミックスすることができます。
各オーディオの入力ゲインやバランス、フェードレベルを調整でき、PGMアウトのゲインもコントロール可能です。さらに、選択したソースからの音声を、イヤホン、マルチビュー、PVW出力オプションを通じてモニタリングでき、包括的なモニタリングと調節ができます。
映像入力 | 入力モードを設定し、8つの入力ソースを選択可能 HDMI × 4、SDI × 4(入力1-8) NDI HX3 × 4(入力5-8)、SRT × 4(入力5-8)、RTMP × 4(入力5-8) ビデオプレイヤー × 2(入力5-6)、USB(UVC) × 2(入力7-8) |
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映像出力 | SDI × 1、HDMI × 2、USB(UVC) × 1 OUT1(SDI)、OUT2(HDMI)、OUT3(HDMI) - OUT1 / OUT2(選択された入力ソース、マルチビュー、PVW、PGM) - OUT3(マルチビュー) USB(UVC):選択された入力ソース、PGM |
音声入力 | 3.5mm TRS × 2(マイクレベル・プラグインパワー対応、ラインレベル)、XLR× 2(P48ファンタム電源対応) ※音声入力は、MIC1、MIC2それぞれのTRSかXLRの切り替え式 |
音声出力 | 3.5mm TRS ヘッドホン出力 |
その他入出力 | SDカード(収録、再生、ビデオデータ・スチルイメージアップロード、マクロインポート・エクスポート、ストリームキーインポート、ファームウェアアップデート用) SSD(収録、再生、ビデオデータ・スチルイメージアップロード) イーサネットRJ45(10/100/1000Mbps) |
映像入力フォーマット | HDMI: 720p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 1080i50/59.94/60 1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 2160p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 SDI: 720p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 1080i50/59.94/60 1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 USB 3.0: YUV422: 1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 |
映像出力フォーマット | HDMI/SDI:1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 USB 3.0:最大1080p60 |
映像出力フォーマット(ストリーミング) | 1080p23.98/24/25/29.97/30/50/59.94/60 |
ビデオエフェクト | グラフィック(バックグラウンド/フォアグラウンド) × 1 マルチソースウィンドウ × 4 アップストリームキーヤー × 1(クロマキー、ルマキー、パターン、PIP) ダウンストリームキーヤー × 2 |
ストリーミング出力 | RTMP出力(最大10Mb/s)× 1 |
レコーディング | H.264(最大70Mb/s) - PGM収録はSDカード、またはUSB-C接続のSSDに収録可能 - ISO収録はUSB-C接続SSDにのみ収録可能 |
マクロ | 最大10(SDカードからのインポート・エクスポート可) |
動作温度 | 5-40度 |
入力電圧 | 12V DC |
消費電力 | 36W |
電源入力端子 | ロック付きDCバレル(2.1/5.5) |
本体サイズ | H27.9 × W5.7 × D14.3cm |
重量 | 862g |
付属品 | ACアダプター、クイックスタートガイド |
保証期間 | 1年 |
スタッフコメント