ポストプロダクション技術マニュアル 第8版

映像制作業界において必要な技術（収録・編集・MAなど）について、基礎となるアナログから、最新のUHDTV／HDRまでわかりやすく解説しています。

この30年間でデジタル技術は目ざましい変化を遂げ、ポストプロダクションで取り扱う信号がアナログからデジタルへ変わっただけでなく、ノンリニアシステムの普及、ビデオテープからファイル収録への移行、SD・HD・4Kといった視聴環境の進化など、 技術要件もワークフローも大きく変化しました。

さらに近年、映像コンテンツは、放送やパッケージなどの既存媒体に留まることなく、インターネットを介した動画配信事業が普及し、スマホやモバイル端末で活用されるようになり、視聴媒体は多様化・高度化の一途をたどっています。

そして今、映像産業は4K、8Kといったより高品質なコンテンツへの展開という新たなステージを迎えており、ポストプロダクションには、この進化に適格に対応することで、新しい時代の映像コミュニケーションを支えていくことが期待されています。

本書は技術入門書として業務用語を統一し、初心者の方にも混乱なく、基礎から最新の技術まで学べるように記述されております。

また、音声関係の章のさらなる充実も図りました。 映像音響処理技術者資格認定試験を目指す方々の受験学習用教材としてもお役立てください。