Powercab 112は、プリセット、IRのロード、MIDI I/O、AES/EBU I/O、L6 LINK、USBオーディオ・インターフェースといったPowercab 112 Plusに用意されている追加機能は必要がないギタリスト向けのアクティブ・ギタースピーカー・システムです。
・フラット・モード(FRFR)またはスピーカー・モードを選択可能
・6種類のスピーカー・モデルを搭載
・最大音圧 125dB SPLを実現する250Wアンプ
・12" カスタム・ハイブリッド・コアキシャル・ドライバーを採用
・フラット・モード で 70Hz~20kHzのニュートラルな周波数特性を実現
・プライウッドを採用し背面に独特のカーブを持たせた構造で高い剛性と軽量化を実現
アクティブ・スピーカー・システムは、アンプ・モデラー専用に開発されました。ギター・トーンの少なくとも半分を特徴づけ、モデリング機器がいかにプレイに反応するかの決め手となるのは、アンプとスピーカー・システムです。意図するモデラーのサウンドに限りなく近いトーンを再現できるモノを使うのが理想的ですよね?
お手持ちのモデラー内蔵のキャビネット・モデルを何も手を加えず、プリセットしたものをそのまま増幅して使用したい場合は、そのモデラーをPowercabにダイレクトに接続し、フラット・モードを選択します。高域用コンプレッション・ドライバー搭載のカスタム・コアキシャル・スピーカーはフルレンジ&フラットレスポンス(FRFR)スピーカー・システムの利点ですが、ギター用スピーカーの素早いトランジェント特性を持つことで、より本物のスピーカーに近いリアルで馴染みのあるフィーリングを提供します。
プリセット内のキャビネット・モデルをバイパスし、スピーカー・モデリング・モードを選択すると、Powercabに搭載された独自開発のスピーカー・モデルを使用することができ、一般的なキャビネット・モデルやインパルス・レスポンスとは全く異なる、本物のアンプでプレイしているのと同様のリアルなサウンドとフィーリングが得られます。“Greenback”や“Blue Bell”といった定番系から、より新しいデザインのスピーカーまでがモデリングされており、モデラー搭載のモデルとミックスしたり、組み合わせて使用することもできます。
名機と呼ばれるアンプのサウンドは、様々なコンポーネントに加え、何よりスピーカーによって生み出されます。しかしこれまで実際のスピーカー・ドライバーをキャビネットから切り離し、それ単体をモデリングした例はありませんでした。空のスピーカー・キャビネットに、複数用意されている定番のスピーカー・タイプから好きなものを瞬時にボタン一つで呼び出すことができることを想像してみてください。スピーカー・モデリング・モードでは、Line 6が開発した新たなテクノロジーにより、バーチャルにそれが実現可能になるのです。
スピーカー数 | 1 |
---|---|
スピーカー・タイプ | Eminence製フェライト同軸型 |
コンプレッション・ドライバー | Celestion CDX 1-1 |
最大出力音圧レベル | 125dB SPL @ 1m |
出力(ピーク) | 250W |
スピーカー・サイズ | 12" |
周波数特性 | 70Hz - 20kHz |
スピーカー・モデル数 | 6 |
インプット(XLR/TRSコンボ) | 1 |
XLRダイレクトアウト | 1 |
キャビネット材 | ポプラ・プライウッド |
キックスタンド | ○ |
ポート | フロント |
寸法(mm) | 462(H)×566(W)×305(D) |
重量 | 15.83kb(34.9lb) |
スタッフコメント