Empress Effects Driveは、倍音構造とゲインの挙動そのものを自在に操り、あなたの楽器、ピッキング、アンプに対する「オーバードライブの反応そのもの」を作り込めるツールです。
従来のオーバードライブが固定されたクリッピングキャラクターに限定されているのに対し、Driveは可変式ミッドレンジEQをオーバードライブ前段に配置し、周波数によって変化する歪のキャラクターそのものをコントロールできます。さらに最大30dBのブースト回路は前後どちらにも配置でき、クランチからハイゲイン、さらにはファズ的な領域まで広範囲にカバーします。
アンプライクで豊かな歪みをベースに、クリーンブレンドやイコライザー、ブースター、アダプティブ・ノイズゲートなどの機能性を追加。明瞭さとダイナミクスを完璧に維持しながら、自分だけのサウンドを徹底的に作り込むことができます。
Empress Drive の核となるのは、オーバードライブ段の手前に配置された可変ミッドレンジEQです。一般的なオーバードライブのように、歪んだ後の音色を整えるのではなく、どの周波数帯域がクリッピング回路を強く押し込むかを先に決定することで、倍音の質感や弾き心地そのもの、つまりオーバードライブのキャラクター自体を変化させます。
ローミッドを持ち上げれば、太く粘りのあるブレイクアップへ。アッパーミッドを強調すれば、鋭いアタック感と抜けの良い輪郭を獲得できます。逆にミッドを抑えることで、レスポンスを引き締め、倍音密度を整理したタイトなドライブサウンドへと変化します。
さらに後段には、最終的なサウンドを精密にコントロールできる TREBLE / BASS のシェルビングEQを搭載。輪郭のあるクランチから、豊かなチューブアンプ的ドライブ、さらにはルーズでファズライクな質感まで幅広いキャラクターを作り出せます。
演奏のダイナミクスやギター側のボリューム操作に対して、回路がどう反応するかをコントロールできるため、単に「音色を変える」のではなく、「歪み方をデザインする」という新しい感覚をもたらします。
最大30dBのブースト回路は、オーバードライブ・セクションの前後どちらにも配置可能。
前段(Pre-Overdrive)のセッティングでは、サチュレーションを高めて歪みのキャラクターや弾き心地を変化させ、ディストーション・ライクなハイゲインサウンドにまで表現の幅を拡大できます。またこの設定時には自動的にハイパスフィルターを適応し、ハイゲインサウンド時の低域の濁りを低減させています。
後段(Post-Overdrive)の設定に変更するとブーストはオーバードライブ段の後に適用され、ペダル全体の出力レベルを引き上げます。Driveのゲインキャラクターを変えることなく、アンプの入力や後段のペダルをプッシュするのに最適です。
クリーン信号をブレンドできるミックスコントロールにより、歪みの中にも原音のアタックや輪郭をしっかりと残すことができます。ギターのピッキングニュアンスはもちろん、ベースの低域も損なうことなく、歪みと明瞭さを高い次元で両立します。
特にベースにおいては、低域の芯を保ったまま歪みを加えられる点は大きな魅力です。
Driveに搭載されたアダプティブ・ノイズゲートは、演奏していないときのノイズを抑えつつ、ダイナミクスや音の減衰を損なうことなく動作します。専用開発のアダプティブ・デザインにより演奏に応じて反応し、サスティンを自然に減衰させながら、急激に音が止まった際には素早くノイズを抑えます。これにより、ハイゲイン設定時も自然な弾き心地を保ちながらノイズを遮断します。
| 入力インピーダンス | 1MΩ |
|---|---|
| 出力インピーダンス | 100Ω |
| 周波数特性 (-3dB) | 20Hz - 22kHz |
| 全高調波歪率 (THD+N) | 0.1%未満 |
| 入力電圧 | 9V DC (センターマイナス) |
| 消費電流 | 250mA |
| 電源コネクター | 2.1mm バレルコネクター |
| 高さ | 約64mm |
| 縦(長さ) | 約122mm |
| 幅 | 約66mm |
| 重量 | 約450g |
| バイパス | バッファード・バイパス |
スタッフコメント