DIGはデュアルデジタルディレイの真髄をお届けします。ディレイ2台の同時使用とその接続方法、それに1980年代に開発されたディレイボイシングを加え、これら全てがその真髄を実現してくれます。
複雑にシンクロする独特なエコーが、ディレイとリバーブのはざまとも言えるドリーミーで幻想的なエフェクトを提供してくれます。サウンドを音楽的に美しく仕上げる5つのリズミカルなサブディビジョンと、3つのデュアル・ディレイのルーティングオプションが、音の可能性を広げます。シンコペーションするパルスのようなディレイパターンから、大胆に間隔を空けたエコートレイルまで多彩に楽しむことができます。
80年代のラックマウント・ディレイは、新たなオーディオ・エフェクトの時代へと導いてくれました。革新的なエレクトロニックデザインが、それまでにはなかったクリアなサウンドを実現しました。それらは独特で興味をそそられる音色でもあったのです。30年以上経過した今も、それらのサウンドは個性を失うことなく、プレイヤー達を触発し続けています。
我々は、そのデジタルディレイ・テクノロジーを徹底的に研究し、それらのユニークなプロセッシングをここに再現しました。 DIGには3種類のディレイ・ボイシングが搭載されています。
DIGは、これら3つの異なるディレイ・ボイシングをそれぞれ2台搭載する事によって、無限のサウンドコンビネーションを秘めたデュアル・ディレイとして完成しました。
第2世代のDIGは、オリジナルと同じラックマウントのデジタル・ディレイトーンを継承し、それらに最先端の技術と機能を追加しました。ステージやスタジオのパワフルなツールとしてだけでなく、どんな場面でも柔軟に対応できる使いやすさも装備しています。
このパワフルなコントロールは、フィードバック用のフィルターを調整してエコーサウンドを整えます。1つのコントロールで2つのフィルターを素早く直感的に操作できます。
左に回すとハイカット、右に回すとローカット、12時の位置でフラットです。
プレミアムなアナログJFET入力回路は、演奏に対して素晴らしい応答性を誇ります。リアパネルにあるスイッチで、モノラルまたはステレオ入力切り替えが可能です。
さらに、新しいARM DSPチップはペダルボードのエネルギー消費を抑えながら、あらゆる音の細かなニュアンスをつぶさに捉える高い処理能力を提供します。
MIDIのフル機能を備えており、MIDIクロックに同期し、全ての設定が300のプリセットとして保存できます。
EXP/MIDIジャックまたはUSB-C経由で、ほぼすべてのスイッチ、ノブ、設定をリモートでフルコントロールできます。
デジタルディレイは全部同じようなサウンドに聴こえる、どれも個性が無い、と思っている方がいるかもしれません。
70年代後半にデジタル変換技術は急速に進歩しました。当時の秀でたエレクトロニクスのエンジニア達は、テープやアナログ回路では再現できない最高の性能や音質を生み出しようとしていました。デジタル変換プロセスの限界に挑戦した彼らの独創的なアイデアは、意図しないユニークな特性を持つディレイになりました。DIGは、それらの個性を正確に、そして美しく甦らせます。
DIGの要は、2つのディレイが同時に1台のマシンで動作する点です。
Delay 1はマスター・ディレイです。タイムノブ又はタップテンポを操作して、20ms~1.6sのディレイタイムが自在に設定できます。長いディレイタイムはアンビエント・サウンドを、短いディレイタイムはダブリングやスラップバックを生み出します。
Delay 2はコンパニオン・ディレイとして機能します。2台目のディレイタイムは、5つのリズム分割方法(3連、8分、符点8分、符点16分、ゴールデンレシオ)から決定されます。2台をシンクさせたくない場合は、「フリーモード」を選択すると2台のシンクが解除され、2台目のディレイ独自で20ms~1.6sのディレイタイムを設定できます。つまり、異なる2つのディレイを1台のDIGで操ることが可能です。
シリーズ、パラレル、ピンポン。2台のディレイに対して3つの異なる配列を設定できます。シリーズでは2台のディレイが直列に接続され、信号はディレイ1→ディレイ2の順に流れます。パラレルではそれぞれのディレイが独立し、ディレイ1が左チャンネルへ、ディレイ2が右チャンネルへ、それぞれLRに同時出力されます。ピンポンはディレイのリピートがお互いに呼応し合うピンポン・ディレイです。Mixを上げると、互いに影響し合い複雑なディレイパターンが生まれます。
DIGはスタジオからステージまで幅広く対応する、理想的なリバーブトーンを作り上げる実用的なコントロールをフル装備しています。
2つのMIXノブで、2台のディレイをそれぞれドライ音のみから、3時の方向にセットして50:50、そしてディレイ音のみのフルウェットまでと、好みに合わせて細かくシームレスに設定できます。REPEATSノブは、両方のディレイに対してリピート数を調整します。短いスラップバックに特徴的なリピートから、最大にセットすれば無限に繰り返されるエコーを作り出すことも可能です。ディレイ2で個別にリピート数を設定したい場合は、REPEATSノブを使用したセカンダリ―機能によってコントロールできます。
また、2台のディレイマシンそれぞれに2つのTIMEノブが用意されており、スピーディーなクイックディレイから長くてスペイシーなディレイまで、自由に作り込むことが出来ます。TIME 2 を使用して、ディレイ2 のディレイタイムを5 つの異なるディレイサブディビジョンの 1 つと同期したり、フリー モードで任意のディレイタイムにセットすることも可能です。Delay1のディレイタイムは、タップテンポスイッチで簡単に設定することができます。
リピート音にさらなる味付けが必要な場合は、MODスイッチが解決してくれます。DIGは3つの異なるレベルのディレイモジュレーションを備えており、ディレイに空間的な深みを与えることができます。ディレイだけの場合はモジュレーションなし、わずかなモジュレーションが欲しい場合はLightを、深くリッチなモジュレーションが必要ならDeepを選びましょう。
新世代のDIGでは、フィードバック音のフィルターを調整できるTONEノブを搭載しており、ディレイのトーンを簡単に調整できます。トーンを 左に回すとハイがカットされ、ダークなトーンでリピートが減衰します。ニュートラルでフラットなトーンにしたい場合は12時の位置に設定し、クリアできらめくようなディレイにするには、ノブを右に回してローをカットします。
1タップで無限にリピートするエコーや、リズミカルなサウンドスケープを生み出すことも可能です。TAPスイッチを長押しすると、両方のディレイラインが音量を維持し、TAPスイッチが離されるまで連続的に繰り返すサーキュラー・リピートがプレイできます。TAPスイッチを外すと、元の設定にもどります。
新世代DIGはMIDI機能をフル装備しています。EXP/MIDIジャックまたはUSB-C経由で、外部のMIDIコントローラーやDAWからMIDIコマンドを受けて、ほぼすべてのスイッチ、ノブ、設定をリモートでフルコントロールできます。ディレイタイムのMIDIクロック同期、および同期設定はプリセットごとに保存できます。300のプリセットが保存でき、お気に入りの設定をロードしてすぐに使うことができます。リモートでペダルをバイパスまたはONにしたり、ノブの設定を自動化してセットリストごとのユニークなプリセットを呼び起こすなど、MIDIの可能性は無限大です。
DIGは2種類のバイパスモードが選択できます。電子リレースイッチング方式を使用したトゥルーバイパスでは、100%ピュアな未処理の信号(これがデフォルト設定です。)が出力されます。プレミアムクオリティーの高音質バッファー経由のバッファード・バイパスでは、長いケーブル接続で発生するハイエンドロールオフを防止できます。
DIGの入力段でダイナミクスとフィーリングを損なうことはありません。ハイインピーダンス、超低ノイズのディスクリートClass A JFETプリアンプが、原音に忠実で繊細なタッチのフィーリングや即応性を保ってくれます。高品質なJFETのフロントエンドは、DIGにオーガニックでアナログなプレイ体験をもたらします。新しく採用されたパワフルなARM DSPが高品質なサウンドプロセスにもリアルな感触を補完します。
信号ルーティングやペダルの配置に妥協は必要ありません。DIGはフルステレオ入力/出力を備えています。TRS入力ジャックにより、DIGはコンパクトなフォームファクタでありながら、ステレオ入力が可能です。リアパネル入力スイッチでステレオ(TRS)またはモノラル(標準TS)を切り替えられます。2つのローインピーダンスTS出力ジャックで、ステレオ・エフェクターとしてもお使いいただけます。
エフェクターはギタリストだけのものではありません。DIGの入力レンジは幅広く、スタジオからステージまでシーンを問わず使える非常に汎用性の高いツールです。DIGをラインレベルの入力モードに設定するとヘッドルームが10dB上がり、アクティブピックアップ搭載の弦楽器、シンセサイザー、キーボード、エフェクトループなど様々な用途にお使いいただけます。
スマートフォンやコンピューターの進化に伴って、エフェクターにもテクノロジーの進化がもたらされています。DIGもこれまで以上に少ない電力消費で、より多くのマルチタスクを同時に実行できるようになりました。結果として、ペダルボードの消費電力を節約でき、あらゆる音の細かなニュアンスに対してより多くの処理能力を割くことができるようになっています。
ディレイ信号に加えられるモジュレーションの深さを選択します。
off:モジュレーション・オフ
light:浅いモジュレーション・セッティング
deep:深くリッチなモジュレーション・セッティング
Delay 1(ディレイ1)のディレイタイムを設定します。このディレイ1がマスターとして両ディレイをコントロールします。
ディレイ1と2のリズミックなサブディビジョン関係を決定します。
フィードバックフィルターの特性をセットします。12時の位置でフラット。左に回すとハイカット、右に回すとローカットされます。
マスターディレイタイムをタップ入力で設定します。設定されたテンポに合わせてLEDが点滅します。長押しすると繰り返しリピート再生されます。
ディレイのキャラクターを変更します。
24/96:繊細なダイナミクスを備えたモダンでピュアなハイレゾ・ディレイ。
adm:80年代初頭のアダプティブ・デルタ・モジュレーションの立ち上がりが早く跳ねるようなパーカシブなディレイ。
12 bit:温かく暗めの音色が特徴の80年代中期12bit パルス・コード・モジュレーション(PCM)方式のディレイ。
ディレイ1のウエット/ドライのミックスをコントロールします。3時の位置で50:50ミックスです。
ディレイ2のウエット/ドライのミックスをコントロールします。3時の位置で50:50ミックスです。
両ディレイのリピート数を調整します。
エフェクトOnとバイパスを切り替えます。エフェクトがオンになるとLEDがREDに点灯します。
ハイインピーダンス、超ローノイズClass A JFETプリアンプ採用の入力です。TRSケーブルアダプターを使用するとステレオ信号が入力できます。
ローインピーダンスのステレオ信号出力です。モノ出力の使用にはOUT Lのみをお使いください。
外部からコントロールできるマルチ機能のコミュニケーションジャックです。TRSエクスプレッションペダルを接続し、アサインされたコントロールノブをペダルから操作できます(デフォルトモード)。
MONO:ギターなどのモノ信号を入力します。出力はステレオです。
STEREO:ステレオの入力信号に選択します。出力はステレオです。
コンピューターに接続して、MIDIコントロールとファームウェアのアップデートに使用します。
| インプット、アウトプット、スイッチ | 入力インピーダンス:1 Meg Ohm 出力インピーダンス:100 Ohm 最大入力レベル:+10 dBu |
|---|---|
| DSP、オーディオ | 24bit/96kHz A/D & D/A S/N:115 dB typical プロセッサー:ARM スーパー・スカラー・プロセッサー採用 プロセッシング:32bit 浮遊演算方式 |
| その他仕様 | バイパス:トゥルーバイパス(リレースイッチング)、超ローノイズ・バッファードスイッチング 入力電圧:9VDC センターマイナス、300mA サイズ:102mm(幅)×114mm(縦)×67mm(高)※突起部含む シャーシ:軽量、堅牢なアルマイト処理アルミシャーシ |
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