耳が基本、でも視覚でも確認できたら安心。
エフェクターをOn Offした際の音量差を目でも捉えられるサポートツールが登場しました。
LEVELERは、Send/Return間に挿入したエフェクターの前後のレベル差をマイコンで測定し、dB表示として視覚的に確認できるデバイスです。
「踏み替えた時、思ってたより音量が変わっていた」そんな現場での“ズレ”を、目でも捉えることができます。
あくまで音を聴いて判断することが前提ですが、耳を補助するツールとして安心感を提供します。
LEVELERは音声の入出力経路にはバッファなどを一切搭載せず、パッシブ構成で完全スルーされます。
電源は測定に使っている内部のマイコンを動かす為だけに使っています。
測定のみを目的とした純粋な構造です。
A-weightingとは、人間の聴覚特性に基づいた補正カーブです。
ただし、ローとハイをフィルターしている為、例えばベースなどローが主体の楽器ではむしろOFFの方が感覚に近いこともあり、音源に応じて切り替えられる仕様としています。
視覚情報が煩わしいと感じる場面、あるいはマイコンによるパルス信号の影響を避けたい場面でも安心。(特に後段がハイゲインなアンプ構成の場合ノイズリスクは一定あります)
表示部をスイッチで消灯することができます。
Inputに楽器を、Send/Return間にエフェクターを接続し、Outputからアンプへ。
・音量差を揃えたいときは0dBを目安に
・ブーストしたいときは目的のブースト量となるようにdB表示を確認
これにより、耳で感じた音量差が“数値としても納得できるか”をダブルチェックできます。
アダプタやパワーサプライによっては、ソフトスタートモードというものがあり、そのソフトスタートが本機の内部のチャージポンプICの誤動作を引き起こす可能性があります。
DCを供給しても動作しない場合は、アダプタをコンセントに挿してから(もしくはサプライの電源を入れてから)本機のDCジャックにケーブルを挿しこんでください。
入力端子 | Input / Return : フォン(アンバランス) |
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出力端子 | Send / Output : フォン(アンバランス |
電源電圧 | 9Vセンターマイナス(アダプタ接続) 消費電流:約70mA |
付属品 | 本体/取説(保証書) |
重量 | 約400g |
寸法 | D94mm×H40mm×W120mm |
スタッフコメント