LongswordはEAEの処女作にして高い評価を受けた、ブランドを代表するドライブペダル。オペアンプを用いたスタンダードな設計にひねりを加え、出力されるサウンドはEAEらしい抜群のセンスでフルチューンされています。
クリーンブーストからマッシヴなディストーションまで幅広いゲインレンジを搭載。bass/trebleのシェルビングフィルターと、周波数選択が可能なアクティブミッドブースト/カットを組み合わせることで、どんな設定でもトーンの柔軟性は失われません。密度の高いミックスやバンドアンサンブルにおいても、圧倒的な存在感を主張します。ギターのみならず、バリトン、ベースとの相性も抜群です。
加えてドライブ回路の前段に強力なブーストセクションを配置。シグナルを蹴り上げてアドレナリンを加速させます。
LongswordはEAEの最も初期から存在するラインナップで、オリジナルは2015年にリリースされました。オーナーであるJohn Snyderの、当時のギターセットアップに欠けていた要素を満たすため設計されましたが、最終的は実用的で幅広いサウンドを持つディストーションペダルとなりました。
その名の通り、重量のある大刀を振り回すような突き抜け感とヘヴィネスが最大の特徴。オペアンプ方式の回路構成は、Distortion+、RAT、OCD、そして由緒あるKlon Centaur / KTRでも見られるスタンダードな方式ですが、非常に強力で正確なサウンドシェイピングがLongswordを特別足らしめています。特定のギターやアンプとの相性は最高だけど、レンジは狭い。単体ではグッドでも、ミックスやバンドの中では抜けない。Longswordでは、それらは全く問題になりません。
ドライブ回路の前段に配置されたスペシャルなブーストセクションも強いパワーと個性を持ち、Longswordのサウンドバリエーションを一層拡張しています。キャラクターは変化せず、鉛感を重量を増すような圧巻のブーストは、原初の快感を呼び起こすように、アドレナリンを加速させます。
カルトなインディロックから重低音が轟くドゥームメタルにおいても、求めているトーンを正確に引き出すことをお約束します。
出力ボリューム
・Drive: ドライブレベル。ライトなザラつきからヘヴィなディストーションまで。
・Low/High: James/BaxandallスタイルのトーンEQ。シェルビングフィルター。
・Mid: アクティブミッドレンジブースト/カット
・Shift: Midノブのフリーケンシーを選択
・Diode: クリッピングダイオード切り替え。ダイナミクスやヘッドルームが変化
上: MOSFETクリッピング。中程度のコンプレッション
中: クリッピングダイオード無し。コンプレッションは最初。
下: シリコンダイオードクリッピング。コンプレッション最大
・Boostスイッチ: ドライブ回路前段のミッドブーストを有効。(Longswordがオンのときのみ使用可能です。単独使用はできません。)
・Boostノブ: ブースト量を設定。最大20dB。
※レギュレート、アイソレートされた100mA以上のパワーサプライを推奨。電池駆動はできません。
Bypass | リレースイッチング、トゥルーバイパス |
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Input impedance | 1 Khz: 500kΩ |
Output impedance | 1 Khz: 1kΩ |
Power | 9V DC, 2.1 mmセンターマイナス、75mA |
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