Fault V2はOBENならではの視点でサウンドチューニングが施されたオーバードライブ/ディストーション。
複雑な操作や機能は一切なく、病みつきになるような魅力的なトーンが詰まっています。
V2アップデートではゲインレンジの拡張、ボイスコントロール、そしてクリッピングオプションの選択が追加されました。
プリアンプ、クリーンブースト、疾走感のあるグレイトなオーバードライブから、2つ目のゲインステージを追加すると無限のトーン調整が可能なヘヴィディストーションへ変貌します。
幽玄な雰囲気のギタリストが俯き気味にギターを掻き鳴らすような、どこかダークで憂いを帯びた風景も想起されるペダルです。
“焦点を調整。
あなたをかき乱す全てを無視するため、あなたのそばを通過する事象のため。
再度ピントを合わせる。
焦点は常にあなたを中心に、あなたに向かって、あなたのことを思って動く。
取り巻く環境を再構築するための作業。
空虚さは漂流する。
心の起伏に気づいているはずだが、実際は何もできない。
私達はなにかに引きずられている。
結局、揺れや重力は私達が制御できるものではない。
それらは事象の地平線によって、向こうからもたらされるもので、私達は適応するしか無いのだ。
有形物からの分離。
ある地点から次へ向かう、強力なエネルギー。
そして残りは不明なままだ。”
VOLUME:エフェクト全体の音量を設定します。
GAIN 1:最初のゲインステージを調整します。マイルドなブレイクアップからクランチトーンまで。
LOW:100Hz以下の低域の周波数帯をカット/ブーストします。
MID:500Hzあたりの中域の周波数帯をカット/ブーストします。
HIGH:3kHz以上の高域の周波数帯をカット/ブーストします。
GAIN 2:GAIN2フットスイッチで2段目のゲインステージが有効になります。最小ではオフの状態からほぼ変わりませんが、ノブを上げると攻撃的なヘヴィディストーションへ変化していきます。
VOICE:3バンドEQへ送られるサウンド全体のボイシングを変化させます。左はダーク、右はブライトなトーンです。
BOOST:Gain1のゲインレンジを設定します。スイッチ下はローゲイン、上はよりハイゲインな設定です。
CRUSH:ペダルの出口直前にペアのダイオードを追加し、新たなクリッピングステージとして機能します。スイッチ下はノーマル、上はクランチポジションです。
Gain1と2は互いに影響しあい、ライトなシグナルブーストからアグレッシヴなディストーションまで様々にサウンドが変化します。それぞれのレベルを変えることで異なるサウンドを生み出し、更に3バンドEQでシェイピングを追求できます。恐れずに様々な設定を試してみてください。
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