Hauntは基本的にはゲートファズですが、抑制されニュアンスが効くライトなドライブから、荒い粒子が爆発するようなBuzz-Sawサウンドまで、非常に幅広いサウンドレンジをカバーしています。
搭載された多くのコントロールは内部で互いに影響を与え、パラメーターを変更するたび違う表情を見せます。
ゲインコントロールは非常にワイルドかつノイジー、設定によっては発振しますが、クリーンミックスを搭載することで解像度も確保しています。
また恐ろしくヘヴィに効くGATEは、ファズサウンドに様々なテクスチャを与えるのに最適です。
多くのサウンドをカバーしつつも、OBNEらしいダークかつクール、どこか憂いを帯びたオルタナティヴなフィーリングは一貫して感じることができます。
暗い森の奥深くで響く、狼たちの咆哮をお楽しみください。
"私達は、みな人間だ。
いや、もしかしたらそうではないかも。
すべてが順風満帆で、光に包まれていると感じるとき。
その側にはいつでも暗闇が待ち構えている。
ヘヴィネス、カオスが持つ引力。
ただの好みかもしれない。
なにかふわふわでないもの。居心地の悪いもの。なんだか悲しくて暗いもの。
そんなときHauntが助けてくれるかもしれないし、助けないかもしれない。
これはただのギターペダルだからね。
今はそんなところだ。
プラグを入れてプレイする。アイディアを思いつく。悲しくなる。ボリュームを上げる。
全部うまくいくはずだと確信する。
コーヒーを飲む。犬を飼う。バンドを組む。赤ちゃんを抱きしめる。
物事はもっと良くなっていく。
幸運を!。”
HauntはLowとRange、2つのトグルスイッチコントロール
を備えています。
LOW
スイッチ左でローエンドを減衰させ、スイッチ右でフル帯域となります。
スイッチ右では新しい周波数帯がシグナルへ加算されるため、ボリュームがブーストされる他、Gate, Fuzzといったパラメーターの効きにも影響を与えて、Haunt全体のサウンドが大きく変化します。
RANGE
Fuzzノブで設定されるレンジを調整します。
左でローゲイン、右でハイゲインになります。
Mix
エフェクト音とドライ音のミックス。
最小でドライ音がフル、最大でHauntのエフェクトのみとなります。
Fuzz
ゲインコントロール、ザラザラとした毛羽立つファズシグナルの強さを設定。
最大付近の5%は非常にラウドかつノイジーで、設定によっては発振します。
必要に応じてどうぞ。
Tone
ローパスフィルターのコントロール。
最小はベース帯域へフォーカスした、くぐもったサウンドです。
上げていくとよりシャープでトレブルを強調したトーンになっていきます。
Gate
シグナルの"潰し加減"を設定。
最小ではゲート無しのオープンなサウンド。
上げるにつれシグナルに強力なコンプレッションが加わり、ユニークな潰されたサウンドになります。
Fuzzコントロールと互いに影響し合うため、様々な設定をお試しください。
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