『HX Stomp XL』は、コンパクトなサイズでありながらフットスイッチ8基を搭載したアンプ/エフェクト・ プロセッサーです。高いコントロール性によりリアルタイムでのパフォーマンス性を向上し、ギタリス ト、ベーシストへのベストソリューションとして、ステージ、スタジオでのライブ用ギア、レコーディング など、幅広い用途に対応します。
1.フットスイッチが大幅増の8基、よりパワフルとなったペダル
既存の「HX Stomp」では3基搭載しているフットスイッチ に5基追加し、リアルタイムでのパフォーマンスが格段 に向上しました。どこにでも手軽に持ち出せるライブ用 ギア、他のモデラーと組み合わせたトーン拡張アドオン、 オーディオ・インターフェースといった用途での“スーパ ー・ストンプボックス”として幅広く活用いただけます。
アナログのアンプやエフェクトの回路を、独自のモデリング技術によってコンポーネント単位で再現 し、これまで難しいとされてきたビンテージ・ファズやモジュレーション・エフェクトを含め、リアルなア ナログサウンドを実現しました。業界最高レベルの123dB のダイナミックレンジにより臨場感あふ れる奥行き感と超低ノイズを実現し、ライブ、レコーディングといったあらゆる演奏シーンでピュアな オーディオを生み出します。
3.さまざまなセットアップに対応可能なフレキシビリティと拡張性
ステレオ・エフェクト・ループをはじめとした豊富な入出力端子を搭載し、ライブやスタジオ用のさま ざまなセットアップに簡単に組み込める柔軟性を備えています。またMIDI経由で外部機器とのコマ ンドの送受信が可能なほか、外部アンプのスイッチ ング機能や、2基の外部フットスイッチまたはエクス プレッション・ペダルに対応可能な入力端子を備え、 その高い拡張性によりギターシステムの中枢とし てシステム全体をコントロールすることができます。
HX製品に搭載されたSHARC® オーディオ・エンジンにより、定番からモダンまで高い人気を誇るアンプ/エフェクトのサウンド特性、プレイした時のダイナミックなレスポンスを忠実に再現しています。
HXキャビネット/インパルス・レスポンス
HX製品のキャビネット・モデルは、2048ポイントのインパルス・レスポンス(IR)と変わらないローエンドの再現性と全体的な解像力を実現しています。またサードパーティー製のインパルス・レスポンスもロード可能です。設置距離を調整可能な16種類のマイク・モデルがさらなる自由度を提供します。
コンポーネント・モデリング
アンプ回路の各出力段は細かく計測されてオリジナルの状態にマッチするよう再現されており、リアルなサウンドと演奏感覚を実現しています。
ビヘイビア・モデリング
アナログ・エフェクト・デバイス独特の挙動を、個々のコンポーネント毎に計測しキャプチャーするHXモデリング・テクノロジーにより、モデリングするのが非常に困難とされるゲルマニウム・ファズや“バケツ・リレー”回路を採用したエフェクトでさえも忠実に再現しています。
操作性
HXプロセッサーの分かりやすいインターフェースにより、複雑なメニュー階層へ入り込むことなく簡単に操作方法を習得でき、素早くトーンを作成できます。
キャパシティブタッチ・フットスイッチ
フットスイッチにタッチするだけで、即座にどのブロックにも移動でき、パラメーターの調整やコントローラーのアサインが可能です。カラーLEDリングにより、フットスイッチの割当てを一目で確認できます。
スナップショット
スナップショットはひとつのプリセット内で複数の異なる設定を保存し、その切り替えを、プリセット間の移動の際に生じる音切れを起こすことなく行えます。
I/Oのレベル切替え
インプットはラインレベルへの切替えが可能で、キーボードやDJ機器、そのほかの音楽制作に必要な電子楽器を接続したり、HX製品をスタジオのアウトボード・プロセッサーとして使用することもできます。
ルーティング
HXプロセッサーは柔軟性の高いルーティングが可能で、ペダルボード及びスタジオ・リグに簡単に統合することができます。パラレル・ステレオ・シグナルパスを含む内部ルーティングに加え、ステレオ接続可能なエフェクト・ループがI/Oに用意されています。
コマンド・センター
HXプロセッサーはどのようなタイプのリグにおいてもコマンド・センターとして機能します。手動でフットスイッチ(または追加のエクスプレッション・ペダル)を経由しMIDIメッセージを発信できるほか、プリセット/スナップショットを呼び出す際に自動的に最大6種類のコマンドを発信することもできます。またQWERTYホットキーもUSB経由で送ることが可能です。
アナログ・バイパス
切替え可能なアナログ・バイパスは、A/D/A変換を行わずにインプット・シグナルを直接アウトプットにルーティングすることができます。
HX EDIT
HX Editは、HXプロセッサー本体と同様に直感的なユーザー・インターフェースを採用しています。複雑なシグナル・チェーンを簡単に構築でき、設定やパラメーターも専用のスライダーとノブで調整可能です。またフットスイッチ・ラベルのカスタマイズも素早く行うことができます。
POWERCAB
Powercabアクティブ・ギター・スピーカー・システムは、HelixやHX Stomp XL/HX Stomp、その他のアンプ・モデラーを組み合わせて使用することで、本物のギターアンプでプレイしているのと同様のリアルなサウンドとフィーリングを提供します。
フットスイッチ 1-6 | カラーLEDリングを装備したキャパシティブタッチ・フットスイッチにより、各フットスイッチへのアサイン状況が一目で分かります。 |
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PAGEボタン | エディット画面で選択されているブロックまたはメニューにパラメーターが1ページ以上ある場合、続きのパラメーターを表示します。左右のPAGEボタンを同時に押すと、コントローラー・アサイン、Global Settingsを始めとする、HX Stomp XLのその他機能や詳細設定画面を開くことができます。 |
メイン画面 | この2.4インチ (6cm)カラーLCDから、HX Stomp XLのパワフルな機能を管理できます。 |
ノブ 1-3 | エディット画面:選択したブロックのパラメーターの数値を変更するにはこれら3つのノブをそれぞれ回してください。ノブを押すとパラメーターの数値はリセットされます。ノブ上部に長方形のボタンが表示された場合は、ノブを押すと機能を有効にできます。 |
アッパー・ノブ | プレイ画面:回してプリセットを選択、押すとプリセット・リストが開きます。 エディット画面:回してブロックを選択、押すと選択中のブロックをバイパス/有効化することができます。 |
MODEスイッチ | このスイッチを押すと、プリセット/ストンプの各フットスイッチ・モードを切り替えられます。このスイッチを長押しするとペダル・エディット・モードに切り替わり、足元でエフェクトの調整を行うことができます。 |
ACTIONボタン | 選択されているブロック/メニューのアクション・パネルを開くにはこのボタンを押します。エディット画面でアクション・パネルを開くと、ブロックの移動、コピー、ペースト、クリアができます。HOME + ACTIONボタンを同時に押すと、プリセット名の変更と保存ができます。これらボタンを同時に二度押すと素早く保存ができます。 |
タップ/チューナー・スイッチ | ディレイやモジュレーションなど、タイムベースのエフェクトのテンポを設定するにはこのスイッチを2回以上押します。長押しするとチューナーが開きます。 |
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