DTX10シリーズは、電子ドラムの最高峰の機能性とアコースティックドラムの美しさを兼ね備えたフラッグシップモデルです。
著名なスタジオで収録された本物のサウンドとアンビエンス。直感的にサウンドメイクができる操作性。ドラマーの想いを引き出す打感と表現力。そしてバーチ材シェルにドラムと同じ塗装を施すことにより生まれる、本物の美しさ。
ヤマハが長年のものづくりの中で培った技術と感性により、全く新しいDTX Drumsが誕生しました。
※フットペダルは別売となります
ドラムサウンドの要である楽器自体の音、そして叩かれる場所で生まれる響きを余すことなく収録。演奏者のプレイに追従し、最大限に表現できるようチューニングしました。
DTX-PROXに内蔵のアコースティックドラムサウンドは、すべて著名なスタジオで収録された本物のサウンド。さらに、そのスタジオでのみ生まれる本物のアンビエンス成分も収録しました。
一流のヤマハアーティストによる演奏を、プロのレコーディングエンジニアが収録しミキシング。そして電子楽器開発のプロフェッショナルであるサウンドディレクターが音の立ち上がりから消え際まで贅沢に活用。サウンドを生み出す音源モジュールと、ドラマーの表現を受け止めるパッドの合わせ込みを徹底的に行うことで、演奏者のプレイに追従し、最大限に表現できるようチューニングしました。
DTX-PROXに搭載されたKIT MODIFIERとLEDロータリーフェーダーは、ノブを回すというアクションだけで、ドラマーの創造力を無限に膨らませます。
KIT MODIFIERは、ヤマハが長年の経験で培ったサウンドメイクのノウハウをAMBIENCE、COMP、EFFECTの3つのノブに凝縮。ナチュラルなアコースティックサウンドから、エンジニアが作り込むライブサウンドまで幅広い表現が可能です。
AMBIENCEノブはドラムサウンドの響きをコントロール。アコースティックドラムキットの場合、ノブの0-50%までは収録スタジオの本物のアンビエンス成分を、51-100%では高品位のデジタルリバーブをかけていきます。
COMPとEFFECTは、ヤマハPA製品に搭載の “1 knob” コントロールの技術を応用。
COMPは音の粒を揃え、音が前面に出てくるようなコンプレッション効果を、EFFECTは、プリセットキットに最適化されたエフェクトをコントロールします。
7つのLEDロータリーフェーダーは、KICK、SNAREなどそれぞれのインストに対しパラメーターを変更可能。フェーダーセレクトノブで6つのプリセットから操作したい機能を選択し、直感的にコントロールできます。
さらに、接続した外部機器のコントロールやDAWソフトのコントロールも可能。ライブシーンや自宅でのレコーディング時に活用できます。
DTX10シリーズには、ドラマーの好みに合わせて選べる2種類のヘッド素材を用意。自身の追い求める最適な打感で演奏が可能です。
ヤマハ独自のTCS(Textured Cellular Silicone)ヘッドは、しっかりと叩き込むことができる適度な硬さとリバウンドを生む独自の内部構造、そして横滑りを防ぐ表面加工により、ずっと叩き続けたくなる自然で気持ちの良い打感を生み出します。
スネアとタムはそれぞれ適した打感になるよう設計。叩き込んでも打面が緩むことは無く、いつでも、いつまでも最高の打感で演奏が可能です。
さらに、スネアパッドには打点検知機能を搭載。表現力の幅が広がりました。
メッシュヘッドにはREMO社製2Plyメッシュを採用。静音性、耐久性、そして打感に優れ、高い反発力による心地よい演奏感を生みます。ヘッドはアコースティックドラム同様にチューニングが可能。ドラマー自身が好みに合わせてそれぞれのパッドのテンションをカスタマイズすることができます。スネアパッドは3つのセンサーを搭載し、繊細なスティックワークにも精確に反応します。
電子ドラムの演奏性にとって非常に重要な要素、それは叩いた時の楽器の振る舞いの再現です。
ヤマハの熟練のサウンドディレクターが本物のサウンドを立ち上がりから消え際まで贅沢に活用し音源モジュールに搭載。パッドを叩いた時にどう反応するかを突き詰め、楽器の振る舞いを忠実に再現。さらに世界各国のプロフェッショナルドラマーによる演奏評価を通して、表現力を高めました。ハードウェアメーカーだからこそ実現した徹底的なモジュールとパッドの合わせ込みにより、研ぎ澄まされた演奏性を可能にしました。
ヤマハ独自のTCS(Textured Cellular Silicone)ヘッドは、内部に無数の気泡を含んだ発泡シリコーン素材を使用。しっかりと叩き込むことができる適度な硬さとリバウンドを生みます。内部の気泡はクッションの役割をし、打音を和らげ、手首やひじへの負担も減らします。ヘッド表面はコーテッドヘッドを再現し、スティックの横滑りを防ぎます。
また、ヘッドと胴体パーツが直接触れない独自のフローティング構造を採用。振動が他に伝わらず、静音性とともに感度も向上しています。
DTX-PROXには、キット、テンポ、オーディオファイルなど自身が設定した組み合わせを自由に並べ、ワンタッチで呼び出すことができる“Live Set”機能を搭載。ライブ会場や、Web上でのライブストリーミングで活躍します。ドラムキットとともに演奏順に並べたオーディオデータにクリック設定を付加し、追従して再生させるWav&Click Sync機能や、プリカウントを追加する、途中でカウントを消すなど、様々な設定も可能です。
DTX-PROXに搭載のBluetooth機能を活用すれば、ワイヤレスでスマートデバイスや携帯音楽プレーヤー、PCと接続し、オーディオに合わせてドラムの演奏が楽しめます。さらにUSBメモリを使用すれば、Bluetooth接続された機器はもちろん、AUXケーブルやUSBケーブルで接続された機器からオーディオデータを再生しながら録音を同時に行い、再生中の曲に自分の演奏を重ねて録音が可能です。
音の出口に対しても徹底してこだわり、音響専用の電気部品を各所に多用しました。奏者に直接音を届けるヘッドホンアンプ回路は電子ドラム専用に開発しており、高精度、低歪、低ノイズ、ハイパワーな部品を適材適所で選定。ヘッドホンアンプ専用に独立して設けた電源回路と共に様々な回路技術を効果的に組み合わせることで、高品質かつ迫力のあるサウンドを可能にしました。
INDIVIDUAL OUTPUT端子は、最大8つのサウンドを個別に出力可能。AUX IN端子はリアとフロントの2か所に搭載し、リア側はPAシステムからのモニター音の入力や他の楽器との接続に、フロント側はスマートデバイス等音楽再生機器の接続に最適化しています。
ヘッドホン端子は標準ジャックとミニジャックの2種を搭載。クリックやAUX INの音をヘッドホンのみに出すなど自由度の高いルーティングが可能です。 USB端子は直接PC、スマートデバイスと接続してオーディオデータやMIDIの送受信が可能です。
DTX Drumsの豊富な練習機能はDTX-PROXにも踏襲されています。高機能なプログラマブルメトロノーム、レコーダー機能、リズム感を鍛えるのに最適な10種のトレーニング機能、様々なジャンルを学べる37のトレーニングソング。初心者からプロフェッショナルまで、日々のトレーニングに有用な機能が搭載されています。
DTX-PROXには音楽制作ソフトCubase AIを付属。最新版をダウンロードできるDownload Informationを同梱しています。USBケーブルでPCと接続すれば、録音、編集、ミックスなど音楽制作の基本作業を1つのソフトウェアで実現可能です。
詳しい仕様につきましては、こちらより確認ください。 |
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