SPD::ONE WAV PADは、誰でも気軽にパフォーマンスに取り入れられる、新しいタイプのデジタル・パーカッション・パッドです。
本体に取り込んだオーディオ・ファイル(WAV)を、パッドを叩いて演奏することができます。
本体への取り込みは、パソコン上のWAVファイルをドラッグ&ドロップするだけ。ワン・ショットのサウンドや曲のバッキング・トラックまで、さまざまなWAVファイルの再生が可能です。
コンパクトながらも堅牢なボディで、スティックだけでなく手で叩いたり足で踏んだりと、さまざまなスタイルでの演奏が可能。
電池駆動にも対応し、自分の楽器のセッティングに気軽に組み込めます。
ドラマーやパーカッショニスト、ギタリスト、ボーカリスト、DJなど、あらゆるミュージシャンにおすすめの一台です。
Roland Europe Group のデモ・プレイヤー Kaz Rodriguez氏によるSPD::ONE WAV PAD の紹介動画です。
USB経由でパソコンと接続、パソコン上に見えるWAV PADフォルダにバッキングとクリックのオーディオ・ファイルをコピーして本体に取り込んでいます。
動画半ばでは、PHONES OUTに接続したイヤモニから聴こえる、バッキングとクリックの音量バランスを調整しているのが確認できます。
後半の演奏時には、MASTER OUTからはバッキングの再生音のみが出力されている様子を収録しています。
コンパクトなSPD::ONE WAV PADは、スティックで叩くだけでなく、手で叩いたり足で踏んで演奏するなど、さまざまなプレイ・スタイルに対応。
あらゆるプレイヤーのパフォーマンスの幅を広げます。ドラム・セットのスタンドに取り付けてスティックで演奏したり、パーカッション・セットに組み込んで手で叩いて演奏、さらにギターやカホンとの組み合わせなら床に置いて足で演奏できます。
パッドの感度やスレッショルド・レベルは、演奏スタイルに応じてサイド・パネルのつまみで調節可能です。
WAV PADは、本体に取り込んだオーディオ・ファイル(WAV)*を、パッドを叩いて演奏することができます。曲のバッキング・トラックをはじめ、ボーカルのフレーズやワン・ショットのドラム音など、WAV形式のオーディオ・ファイルなら何でも取り込めます。
本体への取り込みは、パソコンとUSB経由で接続し、パソコン上のWAVファイルをドラッグ&ドロップするだけ。
取り込んだオーディオ・ファイルは、「ワン・ショット」と「フレーズ」それぞれで2種類の再生方法を設定可能。本体と接続したパソコン上で設定できます。
*取り込み可能なWAVデータ・フォーマット:44.1kHz、16bit、ステレオ/モノラル
SPD::ONE WAV PADは、曲のバッキング・トラックとクリック・トラックの同期再生に対応しています。
曲に合わせてDAWで作成したクリック・データをオーディオ・ファイル(WAV)にしたものを、バッキングのオーディオ・ファイルとともに本体に取り込むだけで同期再生が可能です。
バッキング・トラックは本体のMASTER OUTとPHONES OUTの両方から出力されますが、クリック・トラックはPHONES OUTからのみ出力され、MASTER OUTからは出力されない仕様となっています。
さらに、MIXつまみでバッキングとクリックの音量バランスを調整可能。その場の環境や自分の好みに応じて、快適なモニタリングを実現します。
また大音量のライブ演奏時でもきちんとモニタリングできるよう、PHONES OUTは充分な音量が得られる出力設計を採用。ライブ時の強力な味方です。
SPD::ONE WAV PADは最大3つまでのウェーブをレイヤー可能です。
単に重ねて鳴らすだけでなく、叩く強さに応じてウェーブを切り替えたり、鳴らす音のバランスを変化させることができます。
たとえば、弱く叩いたときにはクローズド・ハイハットの音を、強く叩いたときにはオープン・ハイハットの音を鳴らすといった叩き分けが可能。
アイデア次第でさまざまなパフォーマンスが実現します。
SPD::ONE KICKは、演奏性を確保した打面サイズながらも、さまざまな楽器のセッティングの邪魔にならないコンパクト・サイズを実現。
普段のセットアップをキープしたまま、手軽に組み込むことができます。付属のアタッチメントを使えば、市販のハイハット/シンバル/タム・スタンドやマイク・スタンド*に取り付けることができます。
また、本体をそのまま床や机に置いて演奏することも。
用途に応じてさまざまなセッティングが可能です。
*取り付け可能なホルダーのロッド径=8.0~12.7mm
軽量・コンパクトながらも堅牢なボディで、さらに電池駆動に対応したSPD::ONE ELECTROは、普段お使いの楽器ケースに一緒に入れて持ち運び可能。ヘッドホン端子を備えていますので、ヘッドホンを使えば本体だけで演奏したり音作りが可能です。
操作はとても簡単。パネル上の4つのつまみを操作するだけで、音色選択はもちろん、音色のカスタマイズも直感的に行なえます。
チューニングやエフェクトをリアルタイムにコントロールすることで、まったく新しいニュアンスのサウンドを作り出すこともできます。
パソコンとUSB経由で接続して、最大5秒までのオーディオ・ファイル(WAV)*を本体に取り込めるユーザー・サンプル機能を搭載。取り込みはパソコン上のWAVファイルをドラッグ&ドロップするだけと簡単です。取り込んだオーディオ・ファイルは、内蔵音色と同様にチューニングやエフェクトを使った音作りが可能。バンド・サウンドや曲に合った音色を取り込むなど、パフォーマンスの幅が広がります。
*取り込み可能なWAVデータ・フォーマット:44.1kHz、16bit、モノラル/ステレオ
SPD::ONE ELECTROはUSB端子を装備し、パソコンとUSBケーブルのみで接続可能。
MIDIインターフェースを使用することなく、MIDIデータの送信が可能です。SPD::ONE ELECTROをDAWの入力ツールとして活用することができます。
記録可能ウェーブ数 | 12 (レイヤー/クリック用のウェーブは除く) |
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メモリ | 4GB(ステレオ 約360分/モノラル約720分) |
データ・フォーマット | WAV(44.1kHz、16ビット、ステレオ/モノラル) |
コントロール | ウェーブつまみ、[PHONES]つまみ、[MIX]つまみ、[MASTER]つまみ、[ALL SOUND OFF]ボタン、[THRES]つまみ、[SENS]つまみ、[POWER]スイッチ |
インジケーター | TRIGインジケーター |
接続端子 | MASTER OUT(STEREO)端子(標準タイプ) PHONES端子:(ステレオ標準タイプ) USB端子:(USBマイクロBタイプ) DC IN端子 |
USB | MIDI、ファイル転送(マス・ストレージ) |
電源 | 充電式ニッケル水素電池(単3形)×4 アルカリ電池(単3形)×4 ACアダプター(DC9V) |
消費電流 | 300 mA(DC IN) |
連続使用時の電池の寿命 | <充電式ニッケル水素電池> 通常演奏での使用時=約7時間、最大負荷での使用時=約4時間 <アルカリ電池> 通常演奏での使用時=約6時間、最大負荷での使用時=約3時間 ※電池の仕様、容量、使用状態によって異なります。 |
付属品 | 取扱説明書 「安全上のご注意」チラシ アタッチメント アタッチメント取り付け用ネジ×2 パーカッション・ホルダー取り付け用ネジ一式(ボルト×1、ナット×1、ワッシャー×2) ※取り付け可能なホルダーのロッド径:8.0~12.7mm アルカリ電池(単3形)×4 保証書 ローランド ユーザー登録カード |
別売品 | ACアダプター (PSA-100S) ステレオ・スプリット・ケーブル (PCS-31L) パーソナル・ドラム・モニター (PM-10) ヘッドフォン (RH-A30、RH-300、RH-300V) |
幅 (W) | 140 mm |
奥行き (D) | 160 mm |
高さ (H) | 56 mm |
質量 | 900g ※電池含む、アタッチメント含まない |
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