ML5RはMIDIメッセージで制御する5ループスイッチャー。革新的な“リオーダー機能”により、直列ループの自在な順番の変更に対応しました。各ループの順番、バイパス状態、トレイル(スピルオーバー)を全てプリセットに保存し、MIDIで快適にコントロールが可能です。
お気に入りのエフェクトの順番を自由に入れ替えて、新たなサウンドの冒険に出かけよう。MIDI対応でないペダルやデバイスをMIDIセットアップに組み込んだり、MIDI対応スイッチャーに新たなループを追加する用途にも使用できます。Morningstarのコントローラーと組み合わせれば、専用設計で連携するパワフルなシステムを構築できます。
エフェクトの順番はサウンドに大きな影響を与えます。例えばブースターと歪み系の組み合わせでは、ブースターが前段でゲインアップ、後段でボリュームブーストとして機能します。しかしペダルボード上で一度セッティングし、その場で瞬間的にエフェクトの順番を変えることは現実的では有りませんでした。
ML5Rは革新的な“リオーダー機能”により、5つまでのループの順番をプリセットに記憶し、瞬間的に入れ替えることができます。既に慣れ親しんだお気に入りのエフェクトが、ルーティングを変えて広大なサウンド・パレットに。新たなサウンドの可能性を探ってみましょう。
ループオーダーに加えて、スピルオーバー、各ループのバイパス状態をプリセットに保存し、すべてMIDIで呼び出しができます。シンプルかつ最もパワフルに使えるループスイッチャーの登場です。
ML5Rは一般的なループスイッチャーからフットスイッチを取り除いたMIDIコントロール専用設計。コンパクトサイズでセットアップに応じた自在な配置が可能です。
プリセットのスクロール、各ループ個別のオンオフ、ループの順番変更などは全てMIDIメッセージで操作ができます。またMorningstar製コントローラーを使用する場合は、専用のメッセージですべての機能へアクセスできます。MIDIチャートとにらめっこする必要はありません。
MIDI対応でないペダルやデバイスをMIDIセットアップに組み込んだり、MIDI対応スイッチャーに新たなループを追加する用途にも使用できます。
ML5Rで行えることは、全てML5R上で設定と保存が可能です。外部のエディターを使う必要はありません。
直感的なインターフェースにより、ループの順番、バイパス状態、トレイルの設定はいくつかのスイッチを押すだけで完了します。
①TRAILS / HOLD (EDIT)
現在のプリセットでトレイルが設定されているループを表示します。長押しでエディットモードに入ります。EDITモード時はトレイルを適用するループを選択します。
②BYPASS
現在のプリセットのバイパス状況を表示します。EDITモード時はループのバイパス状態を設定します。
③ORDER
現在のプリセットのループの順番を表示します。EDITモード時はループの順番を設定します。
④スイッチA-E
各スイッチがA-Eのオーディオループに対応します。各ループが有効になるとスイッチが点灯し、シグナルチェインに組み込まれたことを表します。スイッチが消灯している場合、ループはバイパスされシグナルチェインから除外されます。
⑤IN/OUT
オーディオチェーンの最初の入力と最終の出力ジャックです。
⑥SEND A-E
オーディオ信号はSENDから出力されます。SENDからエフェクトペダルの入力へ接続してください。
⑦RETURN A-E
ループしたオーディオ信号がRETURNに戻されます。エフェクトペダルの出力からRETURNへ接続してください。
⑧9VDC
9VDCセンターマイナス電源を接続します。
⑨MIDI IN
MIDI信号を入力します。
⑩MIDI THRU
MIDI信号をスルーします。
サイズ | 169 x 58 x 58 mm |
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重量 | 400g |
メモリー | 128プリセット |
電源 | 9-18V DC センターマイナス(最低 160mA) |
I/O (全てバッファード) | 1x 5-pin MIDI出力 1 x 5-pin MIDIスルー 1x オーディオ入力 5x Send (モノラル) 5x Return (モノラル) 1x オーディオ出力 |
その他 | 最大I/Oレベル: 5V peak to peak (9v パワーサプライ)、13V peak to peak (18v パワーサプライ) 入力インピーダンス: 1Mohm 出力インピーダンス: ~100ohm |
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