Intellijel Passive LPG 1Uは、1Uサイズのスロットに収まるコンパクトな1ポール・バクトロール方式のパッシブローパスゲートモジュールです。入力されたゲートやCV信号に応じてフィルターを開閉し、音量と高域成分を同時に変化させます。内部で使用されているバクトロール特有の非線形な応答と緩やかな減衰特性により、ハンドドラムやマリンバなどの打楽器を叩いたかのような、極めて自然で有機的なアコースティックサウンドを生成可能です。電源を必要としないパッシブ回路を採用しているため、接続するオーディオ信号の特性によってサウンドが変化する有機的な挙動を楽しめます。1Uラックの空きスペースを有効活用し、シンプルなパッチングだけでユーロラックシステムに温かみのあるアコースティックな表現力を追加したいモジュラーシンセ・プレイヤーに最適です。
一般的に、ローパスゲート(LPG)はローパスフィルターを開閉することによって、信号の振幅(音量)と音色をコントロールします。ゲートが閉じているときは、どの周波数も通過できず、出力は聞こえません。ゲートが開き始めると、最も低い周波数が出力へと通過します。さらにゲートが開くにつれて、出力はより大きくなり、高域成分が増加していきます。
伝統的なローパスゲートは、フィルターの開閉を制御するためにバクトロール(Vactrol)を使用しています。バクトロールの内部には、光源(LED)と光検出器が封入されています。コントロール電圧(CV)をバクトロールに印加すると内部のLEDが点灯し、その明るさを検出器が測定します。バクトロールが特にユニークで音楽的な用途に適している理由は、電圧に対する非線形な応答特性にあります。特に、コントロール電圧が取り除かれたときに、内部のLEDが瞬時に消灯するのではなく、ゆっくりと暗くなっていく点です。この音色と音量の音響的な結合、そして回路独自の自然な減衰特性により、ローパスゲートはハンドドラムやマリンバなどの打撃を受けた物体に関連する音を作り出すのが非常に得意です。実際、ローパスゲートは「Buchla Bongo(ブックラ・ボンゴ)」と呼ばれる有名なサウンドの主要な要素となっています。
| サイズ | 幅: 6HP 奥行き: 19mm |
|---|---|
| 消費電力 | 不要 (パッシブ回路) |
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