太古の昔から、人類は“何かを叩く”という行為で音を作ってきました。
素材や叩き方を試行錯誤し、新しいパーカッシブ・トーンを探求してきたのです。
Plonk は、そんな自然な響きを持つ音色の世界を探求できるだけでなく、まったく新しい音を生み出すことも可能です。
短いアタックと長いディケイで繊細な響きを作ったり、ゲートを開けっぱなしにして進化し続けるサウンドスケープをCVでモジュレート&モーフィングしながら流すこともできます。
Plonk はリアルなパーカッション・サウンドを得意としつつ、そこからシームレスにハイパーリアルで異世界的なトーンへとモーフ可能。
パンチのあるキック、キレのあるスネア、煌めくチャイム、深く噛みつくようなベース・トーン…そのレパートリーは幅広く、カナダのフィジカル・モデリングのスペシャリスト Applied Acoustics Systems と共同開発された設計は、きっとリスナーを魅了します。
Plonk は、アコースティック楽器が音を生み出す物理的な過程を高精度に再現する「フィジカル・モデリング」技術を採用。
特にパーカッシブ・サウンドに焦点を当て、ピッチあり/なし、ナチュラル/アンナチュラル、アコースティック風/完全エレクトロニックまで幅広く対応します。
音作りは エキサイター と レゾネーター の2要素に分かれます。
これらのパラメーターを細かく調整することで、現実/架空を問わず、あらゆる物体を叩いたり擦ったりした音を合成可能。
キック、スネア、タム、シンバル、クラップ、タブラ、コンガなどの伝統的パーカッションや、ビブラフォン、マリンバ、ベース/ギター風の音まで正確にモデリングできます。もちろん、これまで存在しなかった楽器も自由自在。
さらに、作った音は静的ではなく、ベロシティや4系統のモジュレーション入力にダイナミックに反応。
音はノートごと(または打撃ごと)に変化し、2ボイス仕様により新しい音を叩いても前の音が自然にディケイを続けます(もちろん必要ならチョークも可能)。
内蔵メモリーに最大128パッチを保存可能。プロのサウンドデザイナーや作曲家によるプリセットを多数収録し、必要に応じて上書き可能です。
また、内蔵ミニUSBポート経由でMIDI SysExによるプリセットの送受信が可能で、対応ソフトやWebサービスを使えばオフライン管理もできます。
Plonk は、モントリオール拠点の Applied Acoustics Systems と共同開発。
Tassman、Lounge Lizard、String Studio、Ultra Analog、Chromaphone など数々の名作プラグインを生んだフィジカル・モデリングのパイオニアと、Intellijel がタッグを組み、モジュラーシンセならではのダイナミックな操作性と音響探求の自由を実現しました。
Width | 12HP |
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Depth | 38mm |
Power | 170mA @ 12V 6mA @ -12V |
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