Aikidoは、パフォーマンス性に優れ、柔軟なサブミックスルーティングとエンベロープフォロワーを装備する4チャンネルのVCAミキサーです。
考え抜かれた内部ノーマライズとパッチングによってVCAやミキサーといった基本性能を超えて、サイドチェイン・コンプレッサーやエキスパンダー、その他様々なルーティングの実験が可能になります。
クリックレスのMUTEスイッチとレベルフェーダーはライブパフォーマンスに最適であり、各チャンネルに装備されたアッテヌバータはAikidoをパワフルで柔軟なクアッドVCAとして機能させます。メインミックス出力はカスケードミックスルーティングが可能であり、サイドチェイン・エンベロープ・フォロワーは3つの異なるレスポンスカーブを提供できます。さらに、スペクトラル・フォロワーで高音域、中音域、低音域にフォーカスしたレスポンスを得ることが可能になります!
Aikidoは11HPサイズで、あなたのモジュラーシステムのミキシングハブのセンター、または強力なユーティリティモジュールとして利用する事ができます。
エンベロープ・フォロワーのおかげで、信号を相互作用させ、まったく新しい方法でミックスすることができるのは本機の大きな特徴です。VCAはDCカップリングなので、あらゆるモジュレーション・ルーティングに使用することができます。合気道は相手の力を利用し、それを自分に有利に働かせる武道です。Aikidoモジュールの助けを借りれば、あなたのモジュラーシステムは、何でも可能になり、小さな信号が大きな信号と格闘する場となることができるのです!
さらに、複数のAikidoユニットをデイジーチェーン接続したり、Buddyモジュールと組み合わせて、より大きなカスケードミキサーを作ることもできます。
サイドチェイン・エンベロープ・フォロワー入力は、チャンネルAの入力にノーマライズされていますが、任意の外部信号をパッチ接続することでオーバーライドできる仕組みになっています。出力はCVパスにノーマライズされているため、最小のパッチングで『コンプレッサー』として利用できます。チャンネルA にキックドラムを接続し、アッテネーターで他の信号をコンプレッション(アッテヌバータノブを反時計回りに調整)またはエキスパンド(アッテヌバータノブを時計回りに調整)することができます。スイッチでエンベロープフォロワーのレスポンスタイムを選択できます。
スペクトラル・フォロワーは、チャンネルD出力(カスケードミキシングによりミックス出力にもなります)を解析して、特定の周波数(Treble,Mid,Bass帯域)にフォーカスしたエンベロープを生成することができます。任意の場所にパッチすれば、スペクトラル・コンプレッション(特定の周波数帯域だけに反応するコンプレッション)を作ることができます。
・クリックレス・ミュート(ライト表示)
・6dBブースト付きレベルフェーダー
・CV入力(アッテヌバーター付)
・入力 (DC結合)
・出力(DC結合) カスケード・ミキシング
ミックス出力(AC結合)
・入力 (A入力にノーマライズ)
・出力 (CV入力にノーマライズ)
・low/mid/high周波数にフォーカスできるフォロワー
・チャンネルD出力からの入力
・パッチ可能な出力
・フォロワーを低域、中域、高域のいずれかにフォーカスするスイッチ
・VCAダイレクト出力のプリ/ポストMUTEを選択可能
・カスケード・ミキシング入出力(2台のAikidosを8チャンネル・ミキサーに拡張することが可能)
・メインミックス入出力(ノーマライズされたMIX出力のチェイン用をBUDDYモジュールとチェイン可能
電源 | PTCヒューズとダイオードで保護された10ピン電源コネクタ |
---|---|
奥行き | 24mm |
消費電流 | +12V <120 mA、-12V <120 mA |
スタッフコメント