Terra Dark

TERRA（テラ） は、非常に独特な機能とアプローチを備えた多面的なポリフォニック、マイクロトーン、デジタル・シンセサイザーです。自然素材とフォルムを用いた、ユニークで超ミニマリストなインターフェイスとデザインが特徴です。TERRA は、楽器を構築するための新しい原理と、楽器と対話するための革新的な方法を探求しています。

FEATURES

TERRA の革新的なキーボード・デザインは、新しい演奏テクニックをもたらし、グランドピアノの全音域をカバーし、各音符を半音あたり125ステップの精度で調律することができます。このようなシンプルなキーボードでこの音域を実現するために、私たちは4つのセンサーを追加した独自のピッチ・シフト・システムを設計しました。4つのセンサーの組み合わせを変えることで、最大3オクターブ上下、5 度、4 度、3 度、全音など、16種類のキーボード・トランスポーズが実現します。TERRA は、グランド・ピアノの全音域を非常にコンパクトなデザインで実現できるだけでなく、メロディーやコードを演奏するためのまったく新しいアプローチも提供します。

キーボードは、手動でスロー・アタックやビブラートを作成できるベロシティと圧力の感度を備えた12音センサー、音色の変更とコントロールのための4つのダイナミック・センサー、4つのピッチ・シフト・センサー、音色とノート・センサーの状態を保持するための2つのホールド・センサーで構成されています。

TERRA の内部には、手と体のシンプルで直感的な動きでさまざまなモジュレーションを作成するための 3 軸モーション センサーがあります。

TERRA はデジタルで、32の複雑なシンセシス・アルゴリズムを備えています。各アルゴリズムは、それ自体が完全で柔軟な楽器となるように注意深く設計されており、独自の方法で学習し演奏することができます。TERRA は、1 つの音色を作成するために何百ものパラメータの設定や長時間の面倒なプログラミングからミュージシャンを解放し、代わりに音楽とパフォーマンスに直接焦点を置き、想像力とインスピレーションに従えることを目標としています。

TERRA は、アコースティック楽器の直接的で直感的な触感接続と、シンセサイザーの柔軟性と多用途性と言った両方の長所を持っています。TERRA は、LYRA-8の設計原理を受け継ぎ、ReFLEX で発表された新しい原理も応用しており、シンセシスの未来を探求しています。

TERRA は非常にシンプルなインターフェースを持ち、演奏センサーに直接保存された96のプリセットの保存と読み込みを含め、数回のタッチですべての機能に即座にアクセスできます。TERRAにはディスプレイは無く、代わりに、中央の6つのLEDセンサーのトライアングル（三角形）に必要なすべてのデータが表示され、ダイヤルできます。

TERRA には FX プロセッサが内蔵されており、ステレオ出力がすぐに使用できため、スタンドアローンのパフォーマンス楽器として最適です。サウンド生成はデジタルですが、TERRA には独自のカスタムビルドされた最高品質のアナログ・パーツを搭載しており、豊かでナチュラル、クリアでパワフルなサウンドを同時に実現します。

TERRA の筐体は3つの木材からできており、各楽器がユニークで微妙に異なっています。また、楽器の本体には木材の異なる部分の接合部が見える場合があることにも注意してください。TERRAのロゴは真鍮製で、木製ケースにちりばめられています。

３つの木材から作られる TERRA の筐体

TERRA は、鳴り響くプラスチック世界の真っただ中にある、自然な魂のための聖域であり、ゆっくりと息を吸い込み、吐き出し、自分のルーツにしがみつくことができる大地です。

TERRA は、私たちが技術的に進歩すると同時に自然との結びつきを強め、機械やテクノロジーが私たちの感情や精神を閉じ込める牢獄ではなく、その延長となるような、明るい未来についての私たちの夢です。

製品仕様