Z-DSP FSU BundleはZ-DSP VC-Digital Signal Processor専用のエフェクトプログラムです。FSUモジュールと同様に実験的なアプローチのプログラムを収録しており、オーディオを取り込み、過激なエフェクトを与えます。最初の3つのカードは「Distort」「Glitch」「Sound on Sound」で、どんな入力信号も全く違うものに変えてしまうクリエイティブなカードです。これら3枚のカードに加え、ボーナスとして同梱される「Error Codes」は、サードパーティのDSPプログラマーであるRolf Wöhrmann(現在はWaldorf MusicのCTO)によって公開されたカードの1つです。Tiptop AudioのChris Clepperの手が加えられており、古いバージョンだけでなく現在のZ-DSPのバージョンにもマッチするよう更新されています。
アナログ・テープのエミュレーションや、ファズ・ディストーション、リング・モジュレーションやフリーケンシー・シフトなど、入力されたオーディオをさまざまな方法で歪ませるバンクです。
重要な注意事項 : このバンクに含まれるすべてのプログラムは、Mixを100% Wet(時計回りに回し切る)に設定した状態で最適に動作するよう設計されています。Dry信号のミックス量を変化させても面白い効果が作れます。
このアルゴリズム・バンクは、グリッチ・サウンドやワープ・サウンドを生み出します。サウンドを歪ませるために、様々なディレイやピッチの技術を使用しています。
これらのプログラムのほとんどは、グリッチ効果を最大にするためにMixを100% Wet(時計回りに回し切る)に設定した状態で最も効果的に動作します。Dryをミックスすると、コーラス、ディレイ、トレモロのような効果も生み出せます。
これらのプログラムを使用する際のポイントは、短い音の塊だけを取り込むことです。これは手動でも可能ですが、エンベロープ・ジェネレーター(AR、ADSR)を使用すると、録音したサウンドをコントロールしたりトリガーするのに便利です。
最高の音質で録音するには1秒しかメモリがありませんが、DSPのクロックを下げると録音時間が長くなりピッチも変化します。
これらのプログラムはMixを100% Wet(時計回りに回し切る)に設定すると最大の効果が得られます。
Error CodesはZ-DSP用に最初に市販されたカードの1つを復刻したもので、FSU Bundleを補完するオーディオ・マングリング・エフェクトのボーナスとして同梱されています。
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