・96kHz、64チャンネル、42バス
・XCVI Coreにより0.7msの極めて低いレイテンシーを実現
・デュアルフルHDタッチスクリーン
・頑丈かつ軽量なフルメタルシャーシ採用
最新のFPGA技術を使用した36のパラレルバーチャルプロセッシングコアを採用して96kHzのサンプリングレートで88×42(FXリターン含む)チャンネルの処理が可能。この強力なXCVI Coreにより、Avantisは64のフルプロセッシング入力と12のFXステレオリターン、42の設定可能なバスアーキテクチャー、可変ビット深度、96ビットのアキュムレーター、0.7msの低レイテンシーを実現しています。
明瞭度の高いフルHDタッチディスプレイを搭載。フェーダーに触れると該当するチャンネルがハイライト表示されるなど視認性が高く、直観的な操作が可能です。ロータリーノブはゲインやパン操作のほか、バンク全体のEQやコンプレッサーのパラメーター表示にも使用されます。画面右のFast Grabタブでは、AUX、EQ、コンプレッサー、FXなど、アサイン可能なパラメーターへ瞬時にアクセスすることができます。
Avantis Directorソフトウェア、MicPadアプリ、カスタムコントロールアプリ、もしくは標準TCP/IPネットワーク経由で最大48個のIPリモートコントローラーを使用してAvantisをコントロールできます。ステージでのイヤーモニター用ミックスやFOHのフェーダーバンクの制御、breadout roomでのローカル制御などの用途に対応します。
AvantisのSLink接続でALLEN & HEATHオーディオエキスパンダー製品を使用してシステムを柔軟に構築します。
GX4816, DX012, DX32, DX168, DX164-W, DX Hub, AR2412, AR84, AB168★
Danteカードを追加して、DT168やDT164-Wなど専用のDanteエキスパンダ―を使用できます。
最高のパフォーマンスと信頼性を追求し、軽量ながら極めて優れた耐久性を備える金属製のシャーシを採用しています。
Avantis Directorは無料のWindows/Mac OSアプリケーションです。オフラインモードではショーファイルやシステムコンフィギュレーションの設定や編集のほか、新しいユーザーに向けたトレーニングツールを提供。オンラインモードでは、エンジニアは自由な場所からミキサーのフル・リモート・コントロールが可能です。
Avantisをワイヤレスで制御可能なミキシングツールで、エンジニアはステージを自由に動き回りながらミックスすることができます。Avantis MixPadとAvantisミキサーを同時に使用して、異なる機能を操作できるだ例えばひとりのエンジニアがミキサーを使ってFOHサウンドをミキシングしている間、もうひとりのエンジニアはiPadを使ってステージモニターをミックスすることができます。複数のiPadを接続し、独立してコントロール可能です。
OneMixはMixPadアプリの簡易版で、コントロールを単一のAUX(モニター)ミックスへロックします。複数のiPadをWifi経由でAvantisと接続し、各ミュージシャンにモニターの調整機能を提供することができます。ほかのiPadやメインミックスに影響を与えることはありません。OneMixは必要最小限の機能を使用する際に最適なツールです。
Avantisは12系統のXLRアナログ入力と12系統のXLRアナログ出力、AES(ステレオ入力、ステレオ出力×2を搭載しています。dLiveオプションカードを使用可能なふたつの追加I/Oポートを搭載。Dante(64×64、128×128)、Waves、 gigaACE、MADIなどを使用することで、システムの統合やFOHとモニターの分割、マルチトラックレコーディングなど様々な用途に対応します。
DXポートを使用してリダンダントを組む時の一例
すべてのDXラックは、2本のケーブルを使用して接続するリダンダントモード(32×32)を備えています。
I/OポートにDX LinkやgigaACEを組み込みリダンダントを組む時の一例
Avantis dPackアップグレードにより、Dyn8(最大16インスタンス)やディープコンプレッサー、デュアルステージ・バルブプリアンプなどdLiveプロセッシングを追加することができます。
DEEPは、Avantisのインプットチャンネルとミックスチャンネルにゼロレイテンシーでダイレクトにアサインします。FXスロットへの書き込み、サードパーティ機器のトラブル、レンテンシーやフェイズコヒーレンシーの心配はありません。
Avantis dPacは、4バンドダイナミックEQと4バンドマルチバンドコンプレッサーを誇る強力で洗練されたプロセッサー"Dyn8"を提供します。ボーカルの調整やサブグループの強化、ミックスへのソニックグルーの追加など、Dyn8はダイナミックプロセッシングの常識を変えます。dPackは、16個のDyn8エンジンを入力およびミックスチャンネルにインサートします。
専用のステレオリターンを搭載した、12個のFXラックスロットを用意。ALLEN & HEATHが情熱を持って作り上げた最高品質のエフェクトを提供しています。
▶SMR Reverb ▶Gated Verb ▶Flanger
▶Stereo Tap Delay ▶ADT Doubler ▶MOO 12 Stage Phaser
▶Bucket Brigade Delay ▶Chorus ▶De-Esser
▶Echo ▶Symphonic Chorus ▶Dimension Chorus
dPackを購入いただくと、以下のFXも追加されます。
Transient Controller
Hypabass
入出力性能 | フェーダー数:24 ディスプレイ数:2 入力チャンネル:64 バス:42 内蔵エフェクター:12 |
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ローカルI/O | アナログ入力 マイク/ライン入力:12 (バランス XLR、+48Vファンタム電源) 入力感度:-60 ~ +15dBu アナログゲイン:+5 ~ +60dB、1dB ステップ パッド:-20dB アクティブパッド 最大入力レベル:+30dBu (PAD in) 入力インピーダンス:>4kΩ (Pad out)、>10kΩ (Pad in) マイク等価入力ノイズ:-127dB (150Ω ソース) デジタル入力 AES3:1( バランスXLR、 110 Ω) サンプリングレート:32k~192kHz(バイパスオプション付き) アナログ出力 ライン出力:12(バランスXLR) 出力インピーダンス:<75Ω 定格出力:+4dBu = 0dBの測定値 最大出力レベル:+22dBu 残留出力ノイズ :-92dBu (ミュート20~20kHz) -90dBu (ミュート20~40kHz) デジタル出力 AES3:2( バランスXLR、 110 Ω) サンプリングレート:96kHz、48kHz、44.1kHz 切り替え可能 |
接続端子 | SLink:1 オプションカードスロット:2 ネットワークポート:2×RJ45 ワードクロックI/O:1×BNC USB-A:2 |
システム XLR入力~XLR出力、20-40kHz、ミニマムゲイン、パッドなし | ダイナミックレンジ:109dB S/N:-92dB 周波数レスポンス:20Hz ~ 30kHz +0/-0.8dB THD+N(アナログ入力から出力) :0.0015% @ +16dBu出力、1kHz0dBゲイン ヘッドルーム:+18dB 内部動作レベル:0dBu dBFS アライメント:+18dBu = 0dBFS (+22dBu @XLR 出力) メーターキャリブレーション:0dB メーター= -18dBFS (+4dBu@XLR出力) メーターピークインジケーション:-3dBFS (+19dBu @XLR出力) サンプリングレート:96kHz |
電源 | 1(100V AC, 50/60Hz) |
消費電力 | 最大150W |
寸法(W×H×D) | 917×269×627mm |
質量 | 約26kg |
スタッフコメント